中国  「複数犯」との情報も

中国でまた「社会報復」か 通行人を無差別襲撃、狙われたのは「目」

2026/09/15
更新: 2026/09/15

中国・広東省広州市の「広州大学城」で9月14日、男が刃物で通行人を次々と襲い、複数人が負傷した。

事件が起きたのは、十数校の大学が集まる学生街の商業施設「GOGO新天地」付近。黒い服とマスク姿の男が、歩いていた女性の顔付近を突然刃物で襲い、そのまま逃走する様子を捉えた監視カメラ映像がネットで拡散している。

現場では顔や目を負傷した人が相次ぎ、顔から血を流す人や地面に倒れ込む人もいた。中には、顔に刃物が刺さったまま座り込む高齢女性もおり、現場は騒然とした。

本紙記者に対し、現場を目撃した学生は「犯人は手当たり次第に人を刺していた。全員、目を狙われていた。7人が刺された」と明かし、「あれは明らかな社会への報復だ」と断じた。

現地警察は35歳の男を拘束し、負傷者はいずれも命に別条はないとしている。一方、ネット上では「犯人は複数いた」との情報が相次ぎ、「3人」「4人」「7人」など情報が錯綜している。警察は複数犯とは発表しておらず、真偽は確認されていない。

多くの学生が行き交う場所で、歩いているだけで突然襲われる。それも狙われたのは目や顔だった。

近年、中国では通行人を突然襲う無差別事件が相次ぎ、ネット上では「人混みを避けて」「他人とできるだけ衝突するな」と身を守るよう呼びかける動画も少なくない。

 

無差別襲撃事件で負傷した人々(中国・広東省広州市の広州大学城、2026年9月14日)
李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!