日本の千葉県は8月13日夜、記録的な豪雨に見舞われ、気象庁は千葉県内の複数地域に最高レベルの「警戒レベル5に相当する大雨特別警報」を発表した。豪雨は交通網に深刻な影響を及ぼし、成田空港と東京都心を結ぶ鉄道とバスが全面的に運行を停止した。多数の旅客がターミナル内で足止めされ、空港は食料、飲料水、寝袋を緊急に準備して対応した。
『読売新聞』と『朝日新聞』によると、豪雨は13日午後から千葉県内の交通に急速に影響を及ぼした。成田空港と東京都心を結ぶ鉄道が相次いで運転を見合わせ、空港駅の改札口前には、列車に乗ることのできない多数の旅客が集まった。
成田国際空港会社によると、午後8時30分までに、空港から東京都心へ向かうバスと鉄道はすべて運行を停止した。このため、成田空港に到着した旅客が空港を離れられず、大勢がターミナル内に滞留した。
さらなる混乱を避けるため、空港は放送を通じ、旅客に第1、第2ターミナル地下1階の駅へ当面向かわないよう繰り返し求めた。また、交通の寸断が続く可能性を考慮し、足止めされた旅客に提供する食料、飲料水、寝袋の準備を始めた。
ソーシャルメディアには「空港難民」となった人々の投稿が相次いだ。日本を訪れた多くの旅行客が空港で足止めされたと報告し、交通機関の運行再開を待ちながら、その場で一夜を明かさざるを得ない状況となった。
午後9時20分現在、JR東日本によると、総武線、京葉線、久留里線、内房線、外房線、成田線の一部区間で運転を見合わせた。京成電鉄では、京成本線、成田スカイアクセス線、千葉線、千原線がいずれも運転を見合わせた。
市街地の交通も深刻な影響を受けた。千葉市中央区の京成線千葉中央駅付近では、高架橋の下が冠水し、乗用車1台が立ち往生した。柏市でも道路冠水の通報が多数寄せられ、一部区間が通行できなくなった。
柏市では、道路冠水によって自動車1台が立ち往生し、女性1人が車内に取り残された。女性は病院へ搬送された際、心肺停止の状態だった。市川市では、道路上で男性1人が意識を失った状態で見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。
豪雨は大規模な停電も引き起こした。東京電力によると、午後9時30分現在、千葉県内の約4万6550戸が停電した。千葉市中央区の被害が最も深刻で、停電戸数は3万4千戸を超えた。
気象庁によると、午後9時すぎまでの1時間降水量は、千葉市中央区で115ミリ、佐倉市で97ミリ、船橋市で62ミリ、我孫子市で61ミリに達し、いずれも現地の観測史上最多を記録した。今年5月に新たな防災気象情報の運用が始まって以降、気象庁が千葉県に「警戒レベル5に相当する大雨特別警報」を発表したのは初めてである。午後10時15分現在、対象は千葉市、市原市など18市に広がった。
浸水に加え、一部地域では土砂災害も発生した。千葉市と市原市には「警戒レベル5に相当する土砂災害警報」が発表され、市川市、佐倉市、我孫子市では土砂崩れが報告された。
気象庁は、関東地方の大気が不安定な状態は14日まで続く見込みで、引き続き警報級の大雨となる可能性があると警告した。鉄道や道路などの交通機関にも、今後さらに影響が及ぶ可能性がある。
(中央通信社から転載)
責任編集:李言
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