小泉進次郎防衛相は9月29日の記者会見で、米軍嘉手納基地に米陸軍のミサイルシステム「タイフォン」と高機動ロケット砲システム「ハイマース」を保管する計画について、日米同盟の抑止力・対処力の強化につながるとの認識を示した。
嘉手納町の當山宏町長は28日、沖縄防衛局に対し、保管計画の即時撤回を要請した。町長は、地元の基地負担を顧みないとして、保管を容認できないと訴えている。
小泉氏によると、保管先について米側は、大型輸送機による輸送が可能か、装備を保管できる施設があるかなどを総合的に検討したという。
小泉氏は、機動性の高い装備を嘉手納に保管することで、米軍の機動展開能力をより効果的に示せると説明した。また、自衛隊との共同訓練も柔軟に実施しやすくなり、日米同盟の抑止力・対処力の強化につながるとの考えを示した。
一方、タイフォンとハイマースの具体的な数量や保管期間については、米軍の運用に関わるとして回答を控えた。
小泉氏は、米側から、保管に伴って嘉手納基地に運用部隊を配置する予定はなく、日本への恒久配備ではないとの説明を受けていると述べた。
地元から反発が出ていることについては、「沖縄を含む国民の平和な暮らしを守るため、日米同盟の強化は必要不可欠だ」と理解を求めた。
防衛省は米側に対し、安全確保の徹底と地元住民への影響を最小限に抑えるよう求めるとともに、関係自治体への説明と情報提供を続けるとしている。
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