米大統領選

トランプ陣営 米メディア「不公平」報道を非難、いっぽうで大紀元・新唐人を評価

2016/11/12 14:16

 トランプ氏の勝利で世界を驚かせた米大統領選。選挙戦を振り返って、共和党ニューヨーク本部報道官は「米国の主流メディアの不公平な報道で、トランプ氏の移民政策が誤解された」と非難した。いっぽう、大紀元と新唐人が同氏の意向を伝えていたことを評価した。

57社 vs 2社 ほとんどの米メディアはクリントン氏を支持

 595日間の選挙活動を経て、政治経験ゼロの実業家ドナルド・トランプ氏が第45代米国大統領となった。「ヒラリー当選」を国民に意識させてきた大多数の米メディアは、面食らったことだろう。

 カリフォルニア大学サンターバーバラ校(UCSB)が投票日前に行った調査では、「ニューヨークタイムズ」「ワシントンポスト」など米国メディア57社がクリントン氏を支持していたのに対して、トランプ氏はわずか2社だった。

 この調査で、メディアが公平さに欠く報道姿勢であることが鮮明となった。結果的には各メディアの論調と、有権者の認識が大きくかけ離れていることが証明された。

トランプ陣営 不利となる「不公平な報道」批判

 選挙終了後、共和党ニューヨーク本部スポークスマンで中国系議員・譚順熙(Oliver Tan)氏は、トランプ氏は移民について特別関心を示しており、米大手メディアが同氏の移民政策について「不公平に報道している」と非難、実際の政策について主張した。

 「米国移民は将来において非常に重要。(トランプ氏は)移民そのものに反対しているのではなく、グリーンカードを所持する合法移民の権益をいかに保護していくのかに重点を置いている」とし、在米の独立メディア・大紀元と新唐人に対して「米国の中国系住民にトランプ氏の政策を正しく理解させた」と大紀元と新唐人の合同インタビューに答えた。

 新唐人は7日、クリントン氏の支持者で、彼女をよく知る前駐中国大使のゲイリー・ロック氏を取材。ロック氏は「人権は米国のDNA」と述べ、トランプ氏の中国出身者を含む移民への態度は「侮辱的」とネガティブな印象であることを語っていた。

 いっぽう、同日の取材に答えた共和党全国党大会兼ニューヨーク州選挙人の謝美琳氏は「多くの在米中国人はトランプ氏を支持している。教育など移民政策で良いのは共和党(トランプ氏政策)で、国の安全につながる」とのコメントを伝えた。

主要メディア3社 前日予測 のきなみクリントン勝利予想

 米国大統領選投票日まで、現地メディアは一辺倒にヒラリー・クリントン氏を支持し、世論調査は同氏の勝利を示唆してきた。前日の主要メディア3社の報道をふりかえってみたい。

 ロイター通信が発表した最終回の民意調査では、クリントン氏への支持率がトランプ氏より3ポイントリード、クリントン氏の勝利確率が90%、選挙人538人のうち303人を獲得できると予測した。

 またニューヨークタイムズはクリントン氏の当選確率が84%と報道。ワシントン・ポストはクリントン氏は275人の選挙人を獲得して、トランプ氏は215人しか獲得できないと予測した。

 蓋を開けれ見れば、選挙結果はトランプ氏が289人、クリントン氏は218人だった。

トランプ優勢の「事実」報道 大紀元

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