THE EPOCH TIMES

不正ワクチン、有毒粉ミルク…後を絶たない不正問題、なぜ?

2018年08月11日 13時44分

中国の不正ワクチン問題をめぐって、市民の怒りは収まっていない。7月30日、接種後の後遺症に苦しむ子供らの親が北京で抗議デモを行い、メーカーの刑事責任を厳しく追及するよう求めた。当局はデモを鎮圧、不正ワクチンについての報道規制・ネット規制を始めた。一部の被害者は大紀元に取材を依頼した。

被害者の親「政府を憎んでも憎み切れない」

湖南省出身の朱春暉さんと湖北省の王路さん(仮名)、江西省の廖房昇さんなど3人の子供は、予防接種を受けた後、重い病を患った。いずれのワクチンも政府から接種を義務付けられたものだった。

朱さんの娘は2017年10月、4歳の時に長春祈健生物製造の水ぼうそうワクチンを接種した。その後、再生不良性貧血との骨髄機能低下による貧血を患った。あざができやすく、出血すると止まらなくなるという。

王さんの娘は16年、DPTワクチンとインフルエンザ菌b型(Hib)ワクチンを接種した後、歩くことができず、知能発達にも異常がみられた。

廖さんの息子は15年、1歳半の時に接種した製薬会社・北京民海製造のHibワクチンで、低熱とけいれんが繰り返され、17日間も意識不明状態にあった。病院での検査で、右脳の3分の1の脳細胞が壊死したことが判明し、病毒性脳炎と診断された。現在も、てんかん発作に苦しみ、ほとんど自力で歩けないという。

保護者らは、親族からの借金、マイホームの売却などで治療費を工面しているが、全く足りない。「どう生活して行けばいいのか、途方に暮れている」

3人は、医療事故として、地元政府に事故の調査や賠償を求めたが、応じてもらえなかった。

廖房昇さんは、7月30日北京での陳情活動に参加した。「目的はただ一つ。政府が責任を持って、苦しむ子供たちを救済してほしいだけ」

しかし、廖さんが北京入りした後、地元政府が派遣した職員に尾行されていた。「北京に来てから、病院や買い物に行っても、ずっと尾行され、監視されていた」

「今まで、ワクチン問題で地元政府に何回陳情しても無視されてきた。今、北京で陳情したら、すぐ弾圧される。この政府はもう信用できなくなった。絶望した。政府を憎んでも憎み切れない」

米ラジオ・フリーアジアなどの報道によると、北京市警察当局は数十名の警官を出動させ、陳情者を交番に連行した。

有毒粉ミルクと不正ワクチン問題、責任者が同一人物

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