中共汚職高官の香港訪問、市民が抗議活動

2006年06月30日 11時00分
 【大紀元日本6月30日】海外でジェノサイド罪や拷問罪などで告訴されている中共指導部高官の賈慶林氏=全国政治協会会長=が3日間の予定で香港を訪問した件で、香港支援聨合会(略称、支聨会)や法輪功、「四五運動」、「前線」などの複数の民間団体の関係者200人あまりは28日、香港特別行政区政府主催の同氏歓迎パーティーの会場前に集結、人権迫害だけでなく、「汚職官僚の代表者」とも見られている同氏の訪問に抗議する活動を行った。

 支聨会の会長・司徒華氏は、賈慶林氏に宛てる公開状の中で、1989年の「天安門大虐殺」の冤罪の是正や、国内で勃発する民主抗争への支持、香港での民主普通選挙の実施などを訴え、中共政権に対し、法律の遵守と法律に基づいて治国するなどの基本方針を実行し、国内で発生している人権弁護士や、人権活動家への迫害を中止するよう求めた。

 「人権弁護士を見守るチーム」を結成した香港立法会の議員・何俊仁氏は、香港に訪れている北京大学の元副教授で、中国人フリー作家・焦国標氏と一緒に、賈慶林氏に嘆願書を提出し、国内の人権弁護士と人権活動家への迫害の中止を求めた。何俊仁議員は嘆願書の中で、「中共の表向きは繁栄と安定しているが、実は多くの社会危機と矛盾要素が潜在している。極一部の人はお金持ちになったが、大半を占める弱者層の国民は、多大な代償を払い、極めて不公な扱いを受け、我慢の限界に追い込まれている」と指摘した。

 百人以上の法輪功学習者は市の中心部からホテルまでにデモ行進し、ホテルの外で静座抗議を行った。彼らは「虐殺を制止せよう」、「臓器狩りの秘密収容所を調査しよう」などの横断幕を掲げ、夜にはロウソク追悼会を開き、大量虐殺された法輪功学習者を偲んだ。法輪功学習者は声明文の中で、「賈慶林は、法輪功への集団迫害の陣頭指揮者を務め、臓器狩りの秘密収容所が所在する遼寧省の省長でもあったため、この一件には逃れない責任がある」と指摘、海外の多くの国で、被害者たちにジェノサイド罪や、拷問罪、反人類罪などの罪で告訴されていると明かし、道義を尊重する法律社会で、このような殺人鬼を迎えるのは手錠であるべきと批判、国際社会に対し、早急に聨合調査団を結成し、中国での法輪功学習者の臓器を強制摘出する裏幕などを全面かつ独立に調査、7年間も続いた集団弾圧を終結させるよう呼びかけた。

 
平和抗議する法輪功学習者(大紀元)  

そのほかでは、民間団体・「四五行動」の関係者で、香港立法会議員・梁国雄氏は、賈慶林氏は中共の一党独裁の体制において、最も典型的な汚職腐敗官僚の代表者であると批判した。

 

 (記者・林怡、陳柏楡)

 

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