英蘭系石油メジャーであるシェル(RDSa.L: 株価, 企業情報 , レポート)は、サハリン沖の石油・天然ガス開発プロジェクト「サハリン2」について、ロシアのガス独占企業ガスプロム(GAZP.MM: 株価, 企業情報 , レポート)に権益を譲渡することで原則的に合意した。業界関係者が11日に明らかにした。
関係者らがロイターに述べたところでは、合意は先週の協議でまとまり、シェルは権益を55%から減らすが少なくとも25%は保持する。
シェルとガスプロムの両社は、シェルのファンデルフェール最高経営責任者(CEO)とガスプロムのミラーCEOが、8日に会談したことについては確認しているものの、詳細に関しては明らかにしていない。
シェルのスポークスマンはロイターに対し「会談は前向きなものだったが、内容については明らかにできない」と語った。一方、ガスプロムのスポークスマンは「シェルは8日の会談で、サハリン2について複数の提案を行ったが、同プロジェクトは、環境面などで問題を抱えているため、ガスプロムはシェルの提案について決断していない」と述べた。
三井物産(8031.T: 株価, ニュース , レポート)と三菱商事(8058.T: 株価, ニュース , レポート)は現時点で、同プロジェクトの権益をそれぞれ25%、20%保有している。ある業界筋によると、ガスプロムが過半数を確保できるよう、それぞれ10%を売却する可能性がある、という。
三井物産は、ロイターの報道を確認している、としている。三菱商事は、シェルとガスプロムの間の協議内容については把握していない、としたほか、プロジェクトから完全に撤退する計画はない、としている。
[モスクワ 11日 ロイター]
(06/12/12 08:14)
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