米ニューヨーク市マンハッタンで8日、原因不明のガスによる異臭が発生、当局が原因究明に追われるなか、人々がビルから避難したり地下鉄が一時運休するなどの騒ぎになった。
人的被害は今のところ報告されていない。同市のブルームバーグ市長は記者会見で「ただの悪臭である可能性があるが、現段階ではこれ以上のことは分からない。危険性がないことは確実だ」と述べた。
広範囲に悪臭が広がり、同時多発テロを思わせる事態に市全体が神経質になるなか、国土安全保障局の報道官は「現在、テロとの関連はみられない」との見方を示した。
異臭はマンハッタン南部から北はセントラルパークでも検知され、マンハッタン全体からハドソン川対岸のニュージャージー州まで広がった。
ニュージャージー州とマンハッタンを結ぶ地下鉄が一時的に運休したが、まもなく再開した。また複数のオフィスビルで避難や空調が停止したが、市当局からほどなく職場に戻ることに問題はないとの指示が出された。
電力会社コン・エディソンの広報担当者は「弊社のガス供給ラインに異常な変化はみられない」と述べた。ブルームバーグ市長は、マンハッタン南部で小規模のガス漏れがあったが、悪臭を説明できる規模のものではないと述べた。
[ニューヨーク 8日 ロイター]
(07/01/09 08:32)
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