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偽札が横行する100元札(TEH ENG KOON/AFP/Getty Images)

旧正月前:中国で偽札横行、国外流出も

 【大紀元日本1月24日】 昨年12月から、北京市、広東省、上海市、吉林省など15地区に本物と見分けがつきにくい偽造百元札が出回っており、警察当局は捜査に力を入れているが、いまだに偽造元を突き止めていない。また、銀行から引き出された札の中にも偽札が発見されており、市民の間で混乱が続いている。

 12月初めまで広東省でしか発見されていなかった偽札はその後各省、市、最近では台湾とシンガポールでも発見され、広がりを見せている。発見された偽札の多くは通し番号が「HD90」「HB」「FA」で始まっており、その紙質や精巧な印刷から、肉眼では識別しにくく、数種類の偽札識別機の検査をも潜り抜けている。しかし、本物の紙幣にも上記の番号で始まったものがあり、判別の手がかりにはならない。

 広東省は従来から、偽札密造が盛んな地区として知られており、同地区に全国からの出稼ぎ労働者が集まっており、彼らに支給された給料から偽札が最初に発見された。重慶市からのある出稼ぎ労働者は支給された2400元の紙幣から19枚の百元偽札が発見された。これからの旧正月の帰省ラッシュとともに偽札が全国範囲に広まる恐れがある。

 昨年6月、同省紀律検査委員会の幹部は、同省で偽札が横行している原因として、一部の幹部が直接、偽札の密造と販売に関わっていると指摘した。また、銀行から偽札が流出する問題について、中国人民銀行広州分行の副行長は「銀行に偽札がまったくないと保証できない」と銀行まで汚染されたことを認めた。

 大まかな統計によると、現在市場で出回っている各種の偽札は100億元(日本円1300億円相当)に達し、2008年だけで各地から12億元(日本円156億円相当)の偽札が回収された。

 
(翻訳編集・高遠)


 (09/01/24 08:50)  





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