人民日報ウェブ版、香港支局設立 共産党文化の浸透 日本もターゲットか

2013年03月21日 12時25分
【大紀元日本3月21日】中国共産党の機関紙「人民日報」のウェブ版「人民網」がこのほど香港で支局を設立した。

 国内で29の支局を持つ人民網はすでに、日本を含め米国、英国、韓国、ロシア、豪州および南アフリカなどで支局を設けている。

 19日に設立セレモニーが香港で行われた。国内メディアの報道によれば、廖●(●は王へんに工)人民網総裁はその席で、香港支局設立の主旨について「政府と民間交流のプラットフォームを構築し、社会の調和を促進する」と述べた。

 1997年に開設された人民網は現在、15の言語と16のバージョンで運営されている。

 中国の各主要官製メディアは近年、海外への進出を積極的に進め、その業務を拡大し続け、日本のほか欧米諸国で拠点を相次ぎ立ち上げてきた。

 日本においては、人民日報のほか、新華社、光明日報、中国青年報、経済日報などの主要政府系報道機関の支局が勢ぞろいしている。中でも国営テレビCCTVの日本支局はNHK放送センター内にあることで物議を醸している。

 中国問題専門家は、「当局が着々と共産党文化と思想を海外に浸透させ、そのソフトパワーを強めようとしている」と懸念を示した。

(翻訳編集・叶子)


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