男性牢屋に閉じ込められた中国人女性、血と涙の証言

2013年10月08日 11時15分
【大紀元日本10月8日】中国遼寧省在住の女性・尹麗萍さん(45歳)は12年前、労働教養所で男性受刑囚の牢屋に数日間閉じ込められて、集団強姦を受けた9人の女性被害者の一人である。尹さんは最近、法輪功の迫害情報を伝える「明慧ネット」にて、労働教養所で受けた拷問と性的暴行の一部を明らかにした。以下はその抄訳である。

 
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 私は1998年10月、「転法輪」という本を初めて読み通した。「殴られても殴り返さず、罵られても言い返さない、常に相手のことをいたわり、名利のため争わない。より良い人を目指す」など「真・善・忍」に関する教えに強く惹かれ、まもなく法輪功を習い始めた。翌年7月、当時の江沢民政権が法輪功を弾圧し始めてから生活は一変した。自宅は監視され、度々警官が訪れては嫌がらせを繰り返す。幼い子どもは恐怖のあまり、いつもどこかに隠れようとした。

 このような状況の中、私は何度も北京に行き、法輪功の無実を指導部に陳情し、弾圧をやめるようにと直訴を試みた。その度に強制的に連れ戻され看守所に収容され、後に馬三家労働教養所などに入れられた。

 長時間の重労働と拷問

 労働教養所では毎日20時間の労働が強いられ、睡眠は2~3時間しかなかった。当時32歳の私は入所3日目にして、髪の大半は白髪に変わり、十本の手の指は血まみれになった。そのうち、吐血するようになり、生理も止まった。過酷な労働で意識を失い倒れる人も多くいた。

 しかし、これは地獄の始まりに過ぎなかった。

 集団暴行

 2001年4月19日、私を含め、馬三家労働教養所にいた9人の女性学習者は、張士労働教養所に移送され、それぞれが男性受刑者の部屋に閉じ込められた。そのうちの一人の女性は当時未婚だった。私が入った部屋には大きなベッドがあり、4人の男が待ち構えていた。この夜、私は集団暴行を受けて何度も意識を失った。

 一人の男は「法輪功を止めなければ睡眠をとらせない。以前ある女がここで18日間も寝れず、結局精神状態がおかしくなった」と私を脅した。 

 他の牢屋からは、女性たちの悲鳴が一晩中に響き渡った。このような地獄の夜は4日間も続いた。

 後に尹麗萍さんは一時精神障害を煩い、記憶を失い、失語症になった。釈放された今も半身不随のままだ。一方、当時集団暴行を受けた9人の女性のうち、2人の死亡が判明している。

 法輪功(ファルンゴン)とは、中国伝統文化の一つである気功の心身健康法。約20年前から無料で一般に公開普及されてきた。心身の健康に効果が高いことから、一般庶民から政府高官や軍の関係者まで、中国社会の各層で学習する人が爆発的に増え、弾圧直前には、約1億人の愛好者がいると推定された。当時の江沢民総書記は政権への脅威と受け止め、他の最高指導部のメンバーの反対を押し切り、1999年7月、弾圧を命じた。法輪功の公式サイトは、14年間に及ぶ弾圧によって3650人以上が拷問などで死亡、数十万人が投獄されていると発表している。

 
(翻訳・王君宜、編集・叶子)
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