G20首脳らがアルゼンチン入り、名産品でもてなし

2018/11/30
更新: 2018/11/30

[ブエノスアイレス 29日 ロイター] – 南米初となる20カ国・地域(G20)首脳会議が開催されるアルゼンチンの首都ブエノスアイレスで29日、現地入りした首脳らにアルパカのスカーフや銀の腕輪、メンドーサワイン、パタゴニア産の茶など、アルゼンチンの名産品が贈られた。

会議は30日から2日間開催される。

女性の出席者には記念デザインを施した腕輪が、男性には北部山岳地帯のカタマルカ州で手織りされたスカーフが贈られた。マクリ大統領府によると、これらはフリアナ・アワダ大統領夫人が個人的に選んだ。

このほか、練乳を加熱してキャラメル化した「ドゥルセ・デ・レチェ」入りチョコレート、特製の茶やろうそく、メンドーサ産マルベックワインが贈られるという。

30日夜には世界的に知られるブエノスアイレスの劇場テアトロ・コロンで特別晩餐会が行われる。料理長がロイターに明かしたところでは、ステーキやラム肉、パンにソーセージを挟んだ「チョリパン」など、アルゼンチンの伝統料理が供される。

今回の首脳会議は、貿易や移民、気候変動などの主要議題で各国間の意見の隔たりが大きく、厳しい会議になるとみられている。

Reuters
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