[11日 ロイター] – 米国と中国は、両国の経済問題について協議する「米中包括経済対話」の再開で合意した。
事情に詳しい関係筋によると、経済対話の再開は、1月15日に予定される「第1段階」の米中通商合意への調印の一環として発表される。
定期対話が再開されれば、両国間の通商協議とは別に、安定した高官級協議の場が得られることになる。
経済対話はムニューシン米財務長官と中国の劉鶴副首相が率いる可能性が高い。
トランプ米大統領は、ブッシュ政権下で始まった年2回の「米中戦略・経済対話」を「米中包括経済対話」として改め、2017年7月に初会合を開いた。だがトランプ政権はその後、関税発動など中国に対する強硬姿勢を強め、定期対話は中断されていた。
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