WHO米州事務局長、コロナ対策で米に支援継続を要請
2020年06月03日 10時46分

[ブラジリア 2日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)の米州事務局である汎米保健機構(PAHO、本部ワシントン)のエティエンヌ事務局長は2日、域内で新型コロナウイルス感染が拡大する中、米国に対し関係各国への支援継続を要請した。
エティエンヌ事務局長は、米国とPAHOの関係は1902年の機関創設までさかのぼると指摘。「米国はPAHOにとって長年にわたる最大の財政支援国であり、重要なパートナーでもある」と強調した。
またブラジルなど引き続き感染が拡大している地域では、都市封鎖(ロックダウン)の解除や経済活動の再開を控えるよう求めた。
トランプ米大統領は29日、WHOが実質的に中国の傀儡(かいらい)機関になっていると批判した上で、WHOから脱退し、資金拠出を停止すると表明した。
LINE NEWSに『中国の今を伝える 大紀元時報』を登録する方法
方法① 下記ボタンをタップ
方法② スマホでLINEを起動 > その他 > 友だち追加 > QRコード
