原油先物5%超下落、在庫増・コロナ感染再拡大が重し
2020年06月25日 07時24分

[ニューヨーク 24日 ロイター] - 米国時間の原油先物は5%超下落した。米国の原油在庫が過去最高を再更新したことに加え、米国の一部のほかドイツなどでも新型コロナウイルス感染が再び拡大していることが重しとなった。ドル高と米株安も押し下げ要因となった。
清算値は、北海ブレント先物<LCOc1>が2.32ドル(5.4%)安の1バレル=40.31ドル、米WTI原油先物<CLc1>が2.36ドル(5.8%)安の38.01ドル。
米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)の統計によると、米国の原油在庫は先週に140万バレル増加し、3週間連続で過去最高を更新した。
トラディション・エナジー(コネチカット州)のバイスプレジデント、ジーン・マクギリアン氏は「新型ウイルス感染拡大で壊滅的な打撃を受けた需要が回復しつつあると常に確認できていなければ、原油高は理にかなわないとのメッセージを市場は発している」と述べた。
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