新型コロナ、妊婦は重症化リスク高い 妊娠への影響不明=CDC

2020/06/26
更新: 2020/06/26

[ニューヨーク 25日 ロイター] – 米疾病対策センター(CDC)のレッドフィールド所長は25日、妊娠中に新型コロナウイルスに感染した場合、妊娠していない女性に比べ重症化するリスクが高いと注意を促した。

レッドフィールド所長によると、妊婦は集中治療室(ICU)で治療を受け、人口呼吸器を必要とする可能性が高い。しかし、妊婦の死亡リスクは高くないほか、コロナ感染による妊娠への影響は現時点では明らかになっていないという。

同所長はまた、米南部や西部で感染が再拡大していることについて、新規感染者の多くが若年層であると指摘。同層に対する検査拡大が一因である可能性があるとしつつも、CDCはソーシャルメディアなどを通じ、ソーシャル・ディスタンシング(社会的距離)の維持やマスク着用を確実にし、大規模な集会を避けるよう呼び掛ける可能性があるとした。

Reuters
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