2018年~2021年迫害を受けた教師の法輪功学習者(一部) 上段左から右:王家芳、車平平、魏修娟、曾浩、于春生、中段左から右:王宏柱、高錦淑、鄭煒東、宋彦群、付燕飛、下段左から右:朱素荣、陳彦、吴月霞、孫士偉(明慧ネット)

教師が信仰を理由に違法判決を受ける 18年から21年で約100人

法輪功情報サイトの明慧ネットの統計によると、2018年1月から2021年8月にかけての3年7カ月間に、中国大陸で教師を務めていた法輪功学習者の101人が、中国当局により不法逮捕された。最高齢は85歳だった。そのなかには、中国共産党の迫害により30人が亡くなり、ほとんど全員が拉致や嫌がらせを受けた。

中国では、教師は人々から尊敬される職業の一つである。しかし、1999年7月20日以降、江沢民は法輪功学習者に対する迫害をはじめ、「真・善・忍」に基づいて自分を厳しく律する教師らが、中国共産党当局から様々な迫害を受けている。

河北省女性教師朱素荣さん、懲役3年10か月の違法判決

朱素荣(しゅ・すえい)さん、45歳。河北省保定市蠡県鮑墟郷東孟嘗村在住。中孟嘗小学校で教師を務めている。2020年9月24日、朱さんは高陽裁判所から3年10か月の不法懲役と5万元の罰金を言い渡された。

明慧ネットによれば、朱さんは法輪功を修煉する前に、様々な病気を抱えて苦しんでいた。修煉した後、長年の持病が消え、他人のことを優先に考え、周囲の評判も良かった。

2019年10月11日、学校で授業を行なっていた朱さんは、突然、押し入った鮑墟郷警察署警察官に連行された。超法規的な家宅捜索を受けた後、保定拘置所に拘留された。

朱さんが不法に逮捕された後、同僚や生徒らは泣き出した。家族や隣近所も彼女の話を聞いて涙を流したという。「彼女は優しい人だよ、どうして警官に連れ去られてしまうの」と嘆いた。朱さんの早期釈放を願う人々は署名活動をはじめ、わずか数日で300人以上の署名を集めた。

優秀な物理の教師、遼寧省の王宏柱さん 

遼寧省海城市南台高校の教師法輪功学習者王宏柱さん(45)は、いつも真剣に仕事に取り込んでおり、同僚や生徒の間でも好評を博した。同氏は長年にわたって、高校三年生の担当先生と物理の教師を務めた。

遼寧の王宏柱さん(明慧ネットより)
王宏柱さんの受賞証明書(明慧ネットより)

1999年7月20日以降、王さんは法輪功を修煉しているという理由で、何度も思想を変更するよう強いる「洗脳クラス」に閉じ込められ、迫害を受けてきた。2018年8月22日、遼寧省鞍山海城市公安支局の国安大隊の副隊長・楊松と警官・胡世竜は、王さんを連行した。

翌日の23日、警官は再び王さんの家に押し入り、家宅捜査を行い、法輪功の書籍、王さんの奥さんのパソコン、授業用のUSBメモリーカードなどの私有物も押収した。

明慧ネットの報道によれば、2019年7月23日、鞍山市立山裁判所は王さんに対して判決を下し、懲役3年6カ月の実刑判決を宣告し、さらに5千元の罰金を科した。

北京市の教師陳彦さん

北京の教師陳彦さん(明慧ネットより)

北京在住の法輪功学習者陳彦さんは石景山区第九中学校の化学の教師だ。いつも法輪功の教え「真・善・忍」に従って自分を律している。生徒らから「陳先生の授業が面白くて楽しい、子供達の学習能力を引き出し、道徳面も教えてくれる」と良い評価を得ていた。

中国では、保護者が便宜を図るために、担当教師に賄賂や贈り物をすることがしばしばある。しかし、陳さんはこうしたものを一切受け取れず、「私は法輪功を学んでいる。師父からいつも人のことを優先に考えるように教えてくださった。私は教師として、生徒全員に責任をもって差別なく接する」と保護者に述べた。

多くの保護者は陳さんの言葉に感動し、法輪功学習者は中国メディアで描かれたような人ではないことがわかり、「法輪大法は素晴らしい」ことがわかった。

家庭内においても、陳さんは賢母良妻で、90歳高齢の義母に対して自分の母親と同様に接している。

明慧ネットによれば、北京市の法輪功学習者陳彦さんは2018年12月3日、街中で法輪功の真相が書かれた新年カレンダーを配布したため、法輪功の真相を分からない住民に通報された。そして、警官らにより連行され、石景山区留置場に拘禁された。2019年8月23日、石景山裁判所は陳さんに不法懲役4年の判決を宣告した。

陳さんは20年間にわたって教師を務めており、教え子が全国至るところにいる。陳さんが連行されたことを知った過去の教え子は次々と検察庁に電話をかけて、陳さんの釈放を求めていた。

元教育副局長・教育専門家の唐海海さん

明慧ネットの報道によると、深圳市関工委員会常務の副主任、元教育局副局長、国内教育専門家の唐海海さんは2021年4月、妻の孫雪新さんと不法連行され、不法懲役も宣告された。

唐さんは法輪功を修煉し始めた後、自身の仕事や暮らしの中で「真・善・忍」を実践し、良い人になると目指している。深圳市高級中学校で仕事をこなし、優れたリーダーシップが持っているため、2003年に深圳市教育局副局長に任命された。

唐さんは科学的な管理方法を取り、深圳市における小中学校の教育水準を高めることができた。唐さんの専門的能力と品行が深圳市の政府幹部らに認められた。唐さんは退職後も、給料も報酬も受け取らずに、無償で学校の教師や生徒に講義を行った。

迫害が22年間に続いた今、邪悪な迫害がまだ止まっておらず、最近、中国大陸では法輪功学習者を転向させるため、中国共産党は、頻繁に当局者が学習者家宅を訪問する「ノック行動」、集団で交流を行う学習者の地点を解散させる「ゼロ行動」など、様々な方法で学習者に対して迫害を加えている。

法輪功を弾圧する機関「610弁公室」は、派出所の警官、街道、会社、コミュニティなどの関係者らを指図し、学習者が法輪功の素晴らしさを人々に伝えていたという理由で、脅迫、監視、連行、洗脳班に送る、拘禁などの迫害を加えている。

(大紀元日本語編集部)