北京五輪期間中 少数民族や反体制派への締付けを強化=米RFA

2022/02/13
更新: 2022/02/13
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北京冬季オリンピックの期間中、中国当局はチベットウイグル人権派弁護士などを厳しく監視・取り締まっていることがわかった。米国営放送ラジオ・フリー・アジア(RFA)などが報じた。

新疆ウイグル自治区 SNS投稿で20数人拘束

ドイツに本拠を置く海外ウイグル人の上部組織「世界ウイグル会議」の広報担当者ディリシャティ氏が10日、RFAに明かしたところによると、6日からの2日間、15~21歳の23人のウイグル人が公安当局に拘束され罰金の処罰を受けた。

冬季五輪の聖火ランナーにウイグル人選手が選ばれたことについて、SNSでコメントしたことが原因だった。

1人のウイグル人若者は中国のSNS、WeChat(微信)で「どうしても喜ぶことができない」と投稿し、22人によって転載されたことが、拘束の理由だった。

ディリシャティ氏の話では、中国当局は対外プロパガンダの一環として、新疆でオリンピックを祝う様々なイベントにウイグル人を参加させている。

「ウイグルのジェノサイドに対する国際社会の批判を交わそうとしている」と同氏はみている。

「チベットは緊迫している」

チベット自治区在住の男性が匿名を条件にRFAに現地の状況を証言した。

「チベットは今、緊迫している。(チベット亡命政府のある)インドを訪れたことのある人は毎日、警察に行動の報告を要求されている」「海外に亡命したチベット人との接触を禁じられている」

警察は住民の携帯電話やSNSのチャットグループをチェックし、外部と連絡しているかを確認しているという。

自宅軟禁中の人権活動家

中国の著名な人権活動家である胡佳氏は、1月15日から当局に自宅軟禁され、重病の母親に会いに行く以外、外出が禁じられている。胡氏はこのほどCNNの取材に対し、軟禁は数週間続く見通しだと語った。

胡佳氏は1月13日、中国国家安全局がオリンピックを前に民主・人権活動家らを聴取、脅し、拘束しているとツイートした。当局は発言を続けるなら母親との面会をも制限すると警告したという。

米紙ニューヨーク・タイムズは人権団体の情報として、複数の人権派弁護士、人権・民主活動家が拘束されたり、行方不明になったり、実刑判決を受けたと報じた。

元ジャーナリストの高瑜氏ら改革派文化人のWeChat(微信)アカウントが最近、閉鎖・ブロックされたり、投稿制限されたりしている。

(翻訳編集・叶子静)