国際政治コメンテーター及川幸久さん、神韻を絶賛「中国に対する見方変わった」

2023/12/28
更新: 2023/12/28

27日、国際政治コメンテーターの及川幸久さんが、神韻芸術団のLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)での初日公演を鑑賞した。

「素晴らしい舞台でした。中国という国と、中国人に対する見方が変わりました。こんなに素晴らしい文化と精神を、これほど長い間保ち続けてきたこと自体が素晴らしい」

ニューヨークを拠点とする神韻芸術団は、世界各地から集まった中国系の芸術家らによって、2006年に設立された。中国古典舞踊と音楽を通して、失われた中国伝統文化の復興を目指している。

及川さんは、神韻が「中国の美しさをありとあらゆる形で伝えている」と感じたそうだ。「例えば、衣装は日本人があまり使わない色でしたね。綺麗な色に驚きました」 

中国楽器である二胡の独奏に対しては、「波動が素晴らしい」と賞賛した。「音楽は薬のようなものだと司会の方も言っていましたね。私は、自分の心を傷つけるような波動が病の根本原因だと思うんです 。自分の心の波動を真・善・忍といった美しい世界に戻すことで、病気も治ると思うんですよ」

2023年12月27日、日本を巡回公演中の神韻ニューヨーク芸術団が、LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)での初日公演を迎えた。写真はフィナーレにて、芸術団に客席から熱い拍手が送られた(藤野偉/大紀元)

また、神韻の舞踊家らの身のこなしからは、日本の伝統文化にも通じる精神修養の要素を感じたという。「体の訓練だけじゃなくて、心の訓練をされている。それが演じているお一人お一人から伝わってきました。でもそれは、日本やアジア全体にも伝統的に残っていると思うんですよ。神韻はそれを現代に蘇らせてくれている」

「今、日本と中国の関係は決して良くない。多くの日本人は、中国や中国人に対して決して良い感情を持っていない。だけど、この舞台を通してもう一度原点に帰れるような気がします」

「世界にまだ希望があることを教えてくれる」

及川さんは、現代社会から信仰や道徳が失われていることに危機感を覚えているという。神韻を鑑賞したことで、希望を感じることができたと語った。

「中国の伝統的な芸術が、神の世界をこれほど見事に描いているとは思わなかった。芸術を通して現代人に神様の世界を思い起こさせてくれる。その素晴らしさに感動しました」

「今、国際情勢はある意味一番ひどい状態にあるけれど、神韻は世界にまだ希望があることを教えてくれている。本当は、お金とか自分の欲とかを超えた世界をみんなで作っていくという使命が、一人一人にあると思うんですよ。それを見事に描いてくれます」

及川さんは、神韻をこうおすすめしたいという。

「歴史を振り返って、もう一度私たちの文化や文明とは何か、それは中国の文化だけではなくて、人類の文化というのを思い起こさせてくれる、それが神韻の素晴らしさだと思います」



ニューヨークを拠点とする神韻芸術団は失われた中国伝統文化の復興を掲げ、世界各国の劇場で毎年一新した演目を披露している。現在、8つの同規模の芸術団を抱え世界中で巡回公演を行なっている。神韻2024日本公演は名古屋会場を皮切りに、2023年12月22日から2024年2月16日にかけて、全国12会場で42公演を挙行する。

公演のチケットはチケットセンター(0120-91-8487、午前10時〜午後6時)のほか、公式ホームページから購入することができる。チケットぴあや楽天チケット等、大手チケット予約サービスでも取り扱いがある。

大紀元は神韻芸術団の後援として、2006年の芸術団創設以来、観客の声を伝えています。

大紀元報道記者。東京を拠点に活動。