12日、中国浙江省寧波市(ねいは‐し)の街中で傷害事件が起き、5人負傷した。
凶器と思われる血のついた剣は現場の血まみれの地面の上にあった。
事件が起きたのは火鍋店。その店をクビになった元従業員が持参した凶器を使って他の従業員5人に怪我を負わせた模様。容疑者はすでに逮捕している。
しかし、現在事件に関する現地当局からの公式発表はなく、真相は今のところ不明だ。
経済不況による失業の波が中国全土に拡大していくなか、職にありつけず、生活を維持することができない人が増えている。
生活苦に加え、長年、中国共産党政府下で不公平な仕打ちを受けてきた恨みも募り、精神的に崩壊し、無差別に人を殺害し、社会への報復を行う事件が近年、爆発的に増えている。
社会報復までいかなくても、中国社会の邪気がもたらす悲劇は、ほとんど毎日起きているが、「安定維持」至上の現地当局は情報封鎖に躍起になっているため、すぐ身近で起きた事件でない限り、情報を知ることは容易ではない。
「今の中国社会は邪気が満ちている。あなたの相手や周囲の誰かが精神的に突然キレて凶悪犯に豹変しないよう、あなた自身が十分注意しなさい! とにかく人と衝突を起こすな!」と呼びかける趣旨の動画が華人圏で多く拡散されている。
中国を覆う邪気
中国を覆う邪気とは何だろうか。それは中国共産党からでてくる禍々しい気だ。それはもともと中国にあったものではなく、マルクス・レーニン主義という欧州から来たものだ。自党こそ中国だと証明するために、外来種の中国の共産党は中国伝統文化を徹底的に破壊した。中国伝統文化に取って代わって現れたものは中国共産党文化だ。
【党文化の解体】第1章(1)によると、中国共産党文化は中国の数千年来にわたる中国人の神への信仰を「無神論」によって断ち切り、「唯物論」を持ち出してきて、強制的に人々の頭の中に注ぎ込み、全面的に中国の正統な伝統文化を否定し、作り上げられたものだ。
1960年代半ばから始まった「文化大革命」によって、中国伝統文化のエリートたち、文化財などを徹底的に破壊し、現実生活の中でこれらの変異した文化によって中国人民の思想を改造すると同時に、「天に反し、地に反し、人に反する」党文化理論体系を確立したのである。
5千年ともいわれる中国伝統文化を培ってきた中国人が、旅行する先々で世界の人々からマナー違反を嘲笑されるようになったのは、中国共産党の暴力と破壊による伝統破壊によるものが大きい。
共産党についての九つの論【第一評】共産党とは一体何ものかには次のように記されている。
「共産党は神を信ぜず、自然の万物も尊重せず、『天と闘い、地と闘い、人と闘い、その楽しみは尽きず』大自然と闘い、人をほしいままに傷つけるのである」
「中国人は天と人が一体であることを重んじる。老子のことばを借りれば、『人は地に法り、地は天に法り、天は道に法り、道は自然に法って(老子の道徳経第25章)』おり、人と自然は連続した宇宙の状態なのである」
「共産党もある種の生命ではあるが、それは自然に反し、天に反し、地に反し、人に反しており、宇宙に反する邪悪な生霊である」
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