愛情はとっくに冷めた。それでも、子供やお金の事情で離婚できず、夫婦生活を続ける。
中国で今、そんな結婚生活を表す「熬婚(アオフン)」という言葉が話題になっている。日本語でいえば「我慢婚」だ。
10月15日、中国のSNSで「今は離婚より我慢婚が流行」という話題がトレンド入りし、夫婦のあり方をめぐって議論が広がった。
同じ家に住みながら、寝室も財布も別々。会話は子供や生活費のことだけ。けんかもしない。仲が良いからではなく、もう相手に何も期待していないからだ。
離婚となれば、住宅ローンや財産分与、子供の養育など、解決しなければならない問題が山積み。別々に暮らす経済的余裕がない夫婦もいる。
一方、互いに干渉せず、子育てや生活を協力して乗り切ると割り切っている夫婦もいる。
日本にも「仮面夫婦」や「家庭内別居」はある。中国でも事情は似ている。同じ「我慢婚」でも、仕方なく耐えているのか、納得して選んだ暮らしなのか。夫婦の数だけ、それぞれの事情があるのだ。
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