2021年3月18日、新型コロナウイルスに関する米上院での公聴会に参加した米CDCのロシェル・ワレンスキー所長

米マサチューセッツ州でのクラスター 74%がワクチン接種完了者=米CDC研究

米マサチューセッツ州バーンスタブル郡(Barnstable)で発生した新型コロナウイルスのクラスターは、主にワクチン接種を受けた人々の間で発生したとアメリカCDC(疾病予防管理センター)が発表した。

7月30日付の疾病死亡率週報によると、同郡で検出された469例の感染者のうち、74%が完全にワクチン接種を終えていた。

患者133人のゲノム配列を調べたところ、ほとんどが新型コロナウイルスのデルタ株に感染していた。また、ワクチン接種完了者とそうでない人は、ほぼ同等の高いウイルス量を示していたという。感染者の多くは入院治療を必要としなかったが、治療を受けた5人のうち4人はワクチン接種を完了していた。

研究者らは、同郡でのクラスターについて、7月3日から7月17日に開催された夏のイベントや大規模な集会に起因するとしている。イベントには数千人の観光客が訪れ、郡内の感染者数が急激に上昇した。

CDCのロシェル・ワレンスキー所長は「ほかの変異株と異なり、ワクチン接種を完了していても、デルタ株に感染した場合はウイルスを伝染させる可能性がある」と声明の中で述べている。

研究者らは、ワクチン接種の有無に関わらず、屋内の公共の場では引き続きマスクを着用するよう勧告している。

(翻訳編集・郭丹丹)