中国共産党(中共)が、神韻芸術団に対する新たな攻撃を展開している。トランプ米大統領や台湾の頼清徳総統などの名義を流用し、爆破を予告する脅迫メールを送信する手口を確認した。中共の越境弾圧の実態に詳しい民主活動家らは、「神韻が『共産党は中国人を代表せず、中共は中国を代表しない』という事実を世界に示していることへの反発だ」と指摘する。
2月2日、カナダ在住の著名な民主運動家で、カナダ民主陣線副主席を務める盛雪氏は、X上で、自身が20通に及ぶ脅迫メールを受け取ったことを明らかにした。これらのメールは、トランプ米大統領や頼清徳台湾総統などの名義を騙り、神韻の公演に対する爆破予告や人身被害を示唆する内容、悪質な文言を含んでいたという。
盛氏自身も名義を盗用される被害を受けており、こうした悪質な事件は最近、頻発していると語る。
盛雪氏は、「カナダで、彼らは私の名前とメールアドレスを使い、神韻公演に爆破脅迫を送った。すでに何十通もの返信が私のもとに届いている」と明かした。
「さらに私の名義やメールアドレスを使って、台湾総統府、台湾の空港、桃園空港、松山空港、警察機関、台北101ビルなどに対しても爆破予告を送り続けている。私は台湾に行って警察に届け出るべきだと考えている」
こうした「なりすましによる脅迫メールの送信」は、中共が海外で神韻の公演を妨害する際に用いる常套手段の一つとされる。
2024年に明るみに出た中国公安部および政府系シンクタンクの内部会議資料によれば、中共は戦略を格上げし、世界規模で法輪功および神韻に対する迫害を強化しているという。
法輪大法情報センターは2023年からこの越境弾圧を追跡しており、その統計によると、2024年3月以降、世界で確認した法輪功関連の殺害予告や爆破脅迫は計168件に上り、そのうち132件が神韻を直接の標的としていた。
盛氏は、神韻について、中共の文化的影響力を打ち破った存在だと評した。
盛雪氏は、「神韻が世界に知られる以前、海外や国際社会で『中国文化』『中華文化』『中国の伝統芸能や芸術、舞踊、歌』を表現していたものは、すべて中共主導であり、党文化に深く染まっていた」と回顧。
「しかし神韻は、世界規模で中共の党文化が国際社会に浸透するのを完全に打ち破った。いわば中共の(ソフトパワー)の着地点を崩壊させたのだ。だからこそ中共は、極度の恐怖と激しい怒りを抱いている」
また、中国民主党国際連盟主席の界立建氏も、名義を流用され、法輪大法情報センター宛てに脅迫メールを送られる被害を受けた一人である。界氏は神韻公演を実際に鑑賞した経験を持つ。
界氏は、「神韻は私自身も観ましたが、非常に衝撃的で、スケールの大きな舞台だった。特に西洋の観客は、初めてこの視覚的な饗宴に触れ、楽しい場面では共に喜び、緊迫した場面では共に緊張する」と述べた。
「そして中共による法輪功迫害や人権災害が描かれる場面では、女性だけでなく、多くの男性も目に涙を浮かべていた」
界氏は、神韻が伝統文化の価値を今に照らすと同時に、中国の現実を観客に伝えている点が重要だと指摘する。
「共産党はどれほど偽装を重ね、インフルエンサーを使って『中共の良い物語』を語らせようとも、もはや通用しない。何の効果もないのだ。世界がもっと理解すべきなのは、共産党は中国人を代表せず、中共は中国を代表しないということだ」
虚偽の爆破予告以外にも、これまでに明らかになっている中共による越境弾圧の手段には、身体的暴力、いわゆる「法律戦(訴訟や法的圧力)」、さらにはSNSや主要メディアを通じた誤導的情報の拡散などが含まれる。
中国国内で人権擁護運動に積極的に関与し、弾圧を受けてきた漢方医師の李尊軼氏も、海外に移住後、同様の越境弾圧に直面している。
李氏は、「神韻の公演は、中共が行ってきた、いわゆる文芸宣伝の虚偽性と邪悪性を暴き出している。神韻という対照があることで、その虚偽と邪悪の本質が余すところなく露呈する」と指摘。
「だから中共は、あらゆる手段で神韻の公演を阻止しようとするのだ。しかし、そうした妨害は決して長続きしない。神韻を支持する最善の方法は、実際に公演を観ることだ」
現在、神韻は8つの芸術団が世界各地で同時に巡回公演を行っており、政治家や芸術家など各界各層から大きな反響を呼んでいる。
今年のツアー初開催地となったフランスでは、神韻到着前に9都市すべてで公演チケットが完売。需要が供給を大きく上回ったことから、主催者側はすでに2027年分として10都市の公演チケット販売を前倒しで開始している。
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