中国人旅行客

雪をポストに入れる…北海道で中国人の迷惑行為 「モラル低下」の背景は?

2017年02月07日 12時42分

 旧正月の休暇期間、中国人旅行客にとって人気の高いのは日本の北海道だ。しかし、彼らのルールを守らない行動に、地元住民たちは迷惑している。悪評は本土へも伝わり、恥ずかしいとの声があがっている。「マナーの悪い人物は(渡航禁止の)ブラックリストにいれるべきだ」などの強硬意見も飛び交う。このルールを守らず、地域の配慮ができない横暴な今日の中国人の態度は、中国共産党による伝統的価値観の崩壊に起因する。

 2月3日に日本テレビの情報番組「スッキリ!」が伝えたところによると、中国の人気ドラマ「恋愛中的城市」のロケ地となった北海道・JR函館本線の無人駅・朝里駅では、毎日多くの中国人旅行客が来訪する。番組では「地元住民は大迷惑」と、非常識な中国人旅行客の行動を報じた。例えば、同線は線路への不法侵入で、2017年に入り、すでに6回、緊急停止した。駅員らが立ち退くようにとの忠告もなかなか聞き入れないという。また、旅行客の子供が現地のポストに雪を押し込みいたずらするのを、親たちは注意せず、その様子を記念写真に収めるほどだ。

迷惑行為、横暴な態度…なぜ中国人は道徳観が低下したのか

 訪日した中国人旅行客の一部の行動から見て取れるように、今日の中国人の粗暴なふるまいは道徳観の低さに起因する。そこには、中国社会全体にしみ込んだ、共産党の改革による伝統価値の崩壊にあると考えられている。

 大紀元の時事評論員・章天亮氏は、「中国共産党政権は、無神論社会だ。国が法律を制定する時、(神との誓約に)根付いた誠実さがない。中国は人の力で統治され、ルールは瞬く間に破壊される。だから、中国人はルールを守ることは、損をしていると感じている」とルールを無視する中国人について解説する。

 中国では、法律や憲法さえ、ほとんど意味をなさない。司法よりも共産党の党規が優先され、これらはしばしば変更される。法律は、権力のない社会的弱者など下層部の人間の訴えとして認知されているだけで、各地域ごとの共産党幹部が不法な「法律」で統治する例は少なくない。「違憲」であることさえ、訴えても裁判所は公正な判断を下さない。

迷文「カネ持ち爺さん」カネがあれば何でも作れる

 

北海道・JR函館本線の無人駅「朝里駅」(wikimedia)
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