鳥インフルエンザA(H7N9)、中国で死者53人超える

2017年02月15日 13時00分

 中国で鳥インフルエンザA(H7N9)のヒトへの感染が広まっている。主要感染地域の2月上旬の発表をまとめた結果、1月に死亡した患者は53人だったことがわかった。

 当局の公式発表では、南部地区で鳥のA型インフルエンザウイルスの感染者は例年にくらべて急増。15年1月の83人、16年の同28人に対し、今年2月5日までに235人に達した。

 省別で見ると、1月の感染者は江蘇省の感染者49人死者21人を筆頭に、浙江省は同感染者35人(死者11人)、安徽省は同20人(同11人)、湖南省は同24人(同5人)である。これらの省内の家畜市場は2月上旬からあいつぎ一時閉鎖となった。北京や上海ではそれぞれ1件の感染が報告されているという。

 世界保健機関 (WHO)の統計では、過去4年間に中国の報告したH7N9感染者は計1000人以上で、うち39%が死亡した。

 厚生労働省のHPによると、日本国内で発症は確認されていない。

 主な感染ルートは鳥類やその排泄物などとの接触とされ、ヒトからヒトへの感染は確証されていない。症状は発熱のほか、咳、息切れ、重症の肺炎などの呼吸器障害がみられる。認可されているワクチンはまだなく、現状は主にタミフルを用いて治療している。

(翻訳編集・叶子)

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