宮内庁の鴨場で鳥インフル 千葉・市川

2021/12/06
更新: 2021/12/06
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千葉県市川市は5日、市内の宮内庁新浜鴨場で高病原性の鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されたと発表した。鳥インフルエンザの確認は国内で今季6例目となる。

県によると4日、中央家畜保健衛生所は飼育場3か所のうち1カ所で死亡羽数が増加しているとの通報を受けて簡易検査したところ、陽性が確認されたという。

市川市は同日から、防疫指針に基づき当該施設のあひる及びあいがもの殺処分を始めた。さらに、発生飼育場を中心とする3キロメートル圏内を移動制限区域、半径3〜10キロ圏内を搬出制限区域と定めた。県内のすべての養鶏場に対して注意喚起を行った。

県によると、防疫措置は12月5日11時に完了した。同日から21日間、新たな高病原性鳥インフルエンザの発生がなければ、12月27日0時に移動制限を解除する予定だという。

農林水産省などによれば、ヒトは鶏肉や鶏卵等を食べることで鳥インフルウイルスに感染する可能性はないとしている。

宮内庁は鴨場を埼玉県越谷市の「埼玉鴨場」と千葉県市川市の「新浜鴨場」の2か所管理しており、それぞれ元溜(もとだまり)と呼ばれる約1万2000平方メートルの池には毎年鴨など野鳥が飛来する。同庁によれば、鴨の狩猟期間(11月中旬から翌年2月中旬)に陛下の思召しにより内外賓客の接遇の場として使用される。

蘇文悦
蘇文悦