米国がイラン絡みで追加制裁、核合意離脱表明後で初

2018/05/11
更新: 2018/05/11

[ワシントン 10日 ロイター] – 米財務省は10日、イランのイスラム革命防衛隊(IRGC)の精鋭「コッズ部隊」に数百万ドルの資金を送ったとして、関連する6個人と企業3社に対し新たな制裁を科した。

トランプ大統領は8日にイラン核合意からの離脱を表明していた。

同省は資金ネットワークの遮断に向けアラブ首長国連邦(UAE)と連携するとしたほか、外国銀行に保有する米ドルへのアクセスを積極的に支援しているとしてイランの中央銀行を非難した。

ムニューシン米財務長官は声明で、イランの政権と中銀がUAEにある組織へのアクセスを悪用して米ドルを入手、コッズ部隊の悪質な活動資金を供給していると指摘。ドル取得目的を隠しながら、域内組織に資金や武器の提供などを行ったとの見方を示した。

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Reuters
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