THE EPOCH TIMES
止まぬ迫害

3月、法輪功学習者が全土で365人連行される

2018年05月13日 22時56分

中国国内では共産党による法輪功学習者への迫害が続いている。法輪功に対する迫害について伝える明慧ネットによると3月、中国全土で365人の法輪功学習者が当局に連行された。

同サイトによると最近、当局は学習者を連行するために、追跡装置などのハイテク技術を導入して、学習者たちの行動を監視している。法輪功学習者たちは適宜、共産党による法輪功弾圧は不当であると主張する資料を配布したり、口伝えで広めたりしている。

当局が3月に連行した法輪功学習者365人のうち、141人が現在までに解放された。156人は現金やパソコンなど私財を押収された。

中国憲法において、法輪功を学ぶことは違法ではない。しかし、共産党政権は1999年江沢民政権時代より超法規的な弾圧政策を敷いている。中国国内の人権を監視する組織「中国政治犯関注(CPPC)」によると、法輪功信仰者は良心の囚人であり、「組織利用邪教罪」などの罪で起訴されている。

明慧ネットによると、法輪功学習者に対する裁判が3月、55回行われた。58人の法輪功学習者に有罪判決が下った。同サイトは家族や知人の知らせを受け、学習者が拘束された例を挙げた。

黒龍江省に住む孫玉蘭さんは3月、娘宅にいたところ警官に連行された。同日夜、孫さん宅では本人不在のまま強制家宅捜索が行われ、法輪功の書籍や資料、プリンター、印刷用紙、携帯電話、交通カードなどが押収されたという。

天津市静海区に住む張立芹さんは3月15日、警官に連行された。今回が初めてではない。2009年2月12日、張さんは自宅で不当に連行され、実刑判決を受けて天津女子刑務所で7年過ごした。釈放後の2016年以降も、警察による監視や嫌がらせ、恫喝を受けている。

張立芹さんの夫・任東升さんも法輪功学習者で、2009年に拘束され、2011年に釈放されたものの、期間中に拷問を受けたことで精神自失状態になり、自立した生活を送れなくなった。同サイトによると、指を火で焼かれる、集団リンチ、地面に不自然な姿勢のまま長時間固定される、正体不明の薬物を注射されるなどの拷問を受けた。

左:張立芹さんは天津第一中級裁判所に上訴 右:夫の任東升さん(minghui.org)

妻の張立芹さんは、夫に対する拷問などは不法行為だとして刑務所、司法機関、現地政府、法輪功弾圧専門事務局・610弁公室を相手取り、天津の裁判所に訴える手続きを進めていた。

同サイトによると、2017年6月に告訴状を郵送した後、公安員らが何度も電話をかけたり家宅訪問したりして、張さんに対する嫌がらせや恐喝などが続いた。天津市の検察庁第二分院は「刑務所に犯罪事実なし」として、立件しなかったという。

(編集・大道修)

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