印刷版   

台北国際フォーラム、中国の台頭に日米の学者が警鐘

 【大紀元日本12月15日】台湾外交部後援、台湾アジア基金会主催の『中国の台頭とアジアの将来像を考える国際フォーラム』が13日台北で開催され、米国、日本、香港、インドネシア、韓国などから学者が一堂に会し、中国の台頭が安全保障、経済など各方面に与える影響について討論した。パネリストの一人、米国戦略国際センターのチャベス氏は、中共が安全保障外交を新たに展開し、米日、米台関係を弱めさせ、新しいアジア・太平洋秩序の構築を企ていることとこの危険性を指摘した。自由時報が伝えた。

 チャベス氏は論文の中で、「中国は、90年代から安全保障外交を展開、9・11事件後、アジアでの米国影響力を排除し始めた」と指摘。「中共は内部的な政治経済問題を処理し、権力基盤を固めるため、快速な経済発展を図り、同盟関係を重視。米台関係、米日関係、米国の半島プレゼンスを弱める一方、東南アジア諸国、ロシア、中央アジア諸国、インドと友好を維持している」と述べた。

 香港大学政治公共行政研究所副教授・胡伝星氏は、「中共は国内の矛盾を抑えるため遠心外交を展開しようとしている。国際世論を導き、中国台頭により議決権を掌握したい意向」と述べた。日本の青山学院教授・中兼和津次氏は、「これまで東シナ海の油田問題が中日の懸案としてあったが、日本側が資金と技術を提供して共同開発を提案しているのだから、中国側も歩み寄るべき」と譴責した。

 台湾大学教授・楊永明氏は、「台湾海峡の軍事バランスが北京に傾くことによって、台湾は日増しに孤立している。中国は台湾問題に外国勢力が介入することを頑なに拒否している」と警鐘を鳴らした。

(05/12/15 08:22)



■関連文章
  • 世界人権の日:香港、620万人脱党応援パレード(写真)(05/12/11)
  • 香港ウイルス専門家:中国の鳥インフルエンザ情報隠蔽を指摘(05/12/11)
  • ロシア、イランに7億ドル相当の武器売却(05/12/10)
  • 香港評論:民主への情熱、台湾に学ぶ(写真)(05/12/07)
  • ライス米国務長官、前香港民主党総裁と会談、普通選挙を支持(写真)(05/12/03)
  • 台湾新聞局:台湾メディア業界に潜む中共スパイを厳しく追求(05/12/02)
  • 香港:12月4日に普通選挙を求める市民抗議集会(05/12/01)
  • 台湾軍艦購入事件で、江沢民氏など中国高官8人に買収資金流出(写真)(05/12/01)
  • ローマ法王庁枢機卿:バチカンと台湾、良好な関係を継続・発展(写真)(05/11/29)
  • 日本と台湾の学者、『中国三農問題』について討論(05/11/28)
  • 香港民主派議員ら、EUを視察(05/11/25)
  • 中国のエネルギー需要と軍事力の増強は憂慮すべき事態(写真)(05/11/24)
  • 中国軍、台湾侵攻用ハイテク兵器を計画装備(写真)(05/11/21)
  • ブッシュ大統領北京到着、初日に教会礼拝と貿易会談(写真)(05/11/20)
  • 米シンクタンク、「中国政府のメディア統制」シンポジウムを開催(05/11/16)