ローマ法王、就任後初の復活祭、平和を呼びかける

2006年04月18日 09時58分
 【大紀元日本4月18日】ローマ法王ベネティクト16世は16日、就任後初の復活祭のミサで、イランの核兵器危機および世界的範囲で発生している衝突、そして貧困に対する憂慮を示したメッセージを発表した。

 ベネティクト16世は、79歳の誕生日と重なった今年の復活祭で、イラン核兵器問題に対して、「厳粛かつ誠実」の対話で「平和的な解決方法を探るよう」呼びかけた。また、スーダンのダルフール地方の緊迫した情勢を緩和させ、アフリカ大陸内での衝突および弾圧を終結させ、パレスチナの人々にとって真の国家を建設し、ラテンアメリカの「数百万の民衆」の生活条件を改善するよう呼び掛けた。

 一方、イラクでは、キリスト教信者らは危険を犯し、バグダッド各地の教会で復活祭を祝ったという。また、アフガニスタンでは、数十人の地下アフガニスタンのキリスト教信者が秘密に集会した。アフガスタン人ラマン氏は先月、キリスト教に信仰したため、死刑を言い渡されたという。

 ベネティクト16世は、各国指導者および国際機関に対して「異なる民族、文化および宗教間の平和共存の信念を強化し、テロリズムの脅威を解消するよう」呼びかけた。

 ベネティクト16世の初演説は六十数カ国に向けて同時に放送され、ミサを行ったイタリアのサンピエトロ広場には10万人近い信者および観光客が集まったという。

 教会の鐘の音は、12世紀に建築されたウィーンのシュテファン大聖堂から、英国のカンタベリー大聖堂まで同時に鳴らされ各地に響き渡った。またフィリピン、ベトナムおよび中共のカトリック教を含むアジア各国の信者およびその他のキリスト教信者らも同時に復活祭を祝った。

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