香港・大陸学者ら、中国臓器狩りのさらなる調査を支持、国際社会に呼びかけ

2006年07月17日 07時53分
 【大紀元日本7月17日】カナダ前太平洋局局長デイヴィッド・キルガー氏および国際人権弁護士デイヴィッド・マタス氏が率いる独立調査団はこのほど、中共は大量の生きた法輪功学習者から臓器を摘出し販売している犯罪が実在とし、今なお続けていることを確認し実証したとの調査報告を発表した。中国大陸および香港の学識者らは、国際社会による推進および国際世論による圧力で、中共に対して、国内のすべての強制労働収容所および刑務所を開放し、海外の調査団が制約されること無く調査することを求め、反人類罪的な行為についてコメントすべきであるとしている。

 前北京大学新聞および伝播学院の副教授、現在はフリーランスの焦国標氏は、「同調査結果は確実である」と述べ、「キルギア氏およびマタス氏が人道上の災難に関して真相を追究する精神および道義責任を担ったことに、敬意を払う」と評した。

 調査報告書が公開されてから、同件は国際社会の重視を引き寄せ、カナダ政府はさらなる調査を計画中であるという。また、豪州最大野党である緑党も、政府当局に対して同件の調査を行うよう求めたという。焦氏は、「彼ら(中共官僚)の軽率な態度は度外れてある。政府は犯罪に直面するとき、反人類の犯罪に直面するとき、暴行は行き過ぎてはならないのだ。どこで止めなければならないことを知るべきだ」と語った。

 焦氏は、カナダの調査報告書が発表されてから、北京の人権弁護士・高智晟氏および前中共・胡輝邦総書記の秘書・林牧氏らと、同調査を支持し参加することを表明した。同氏は、本人が調査に参加した理由は、同件について、さらに多くの人が責任を負い、負担を担うべきであると説明した。

 
香港城市大学政治学講座の鄭宇碩教授(大紀元)

香港城市大学政治学講座の鄭宇碩教授は、中共当局に対して、国際世論の圧力をかければ、中共はグローバル化国際社会の下、法治違反および人権違反等の事情を重視するようになろうとの見方を示した。鄭氏は、目下の状況では、中共当局に海外からの独立調査団を受け入れる可能性は低いとの見方を示した。

 一方、海外メディアでカナダ調査団の報告書を盛んに報道されていることに対して、香港メディアは同件に関して、まったく触れていないことについて、鄭氏は、「現在、香港のメディアはかなり自己規制をしている。また、中共のイメージを損なうニュースに関して、香港メディアは報道を避けている。多くの場合、メディアの経営者は、名誉およびビジネス上の便宜を含む利権を獲得するために、自ら中共の指導層を迎合することもあるのだ」と現状を語った。

 キルガー氏およびマタス氏が2ヶ月を及ぶ調査期間で完成した報告書では、18の証拠によって、大量に法輪功学習者の臓器狩り犯罪事件は事実であると証明し結論付けた。また、中共政権および全国に分布されている多くの地区の執行機関、特に病院、拘置所および「人民」裁判所において、1999年以来、すでに数字不詳だが大量の「良心の囚人」(アムネスティ)である法輪功学習者の生体から、心臓、腎臓、肝臓および眼角膜を含む臓器を同時に摘出され、高価にて販売されたという。同臓器摘出は、学習者たちの自由意志によるものではない。また、販売された臓器は時には外国人患者に渡っており、彼らは自国では、適合する臓器を入手するのに、通常は長い期間を要すると記載されている。

 
(記者・李真)


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