トルコ:鳥インフルエンザで死亡の少年、東南アジア以外で初

2006/01/06
更新: 2006/01/06

【大紀元日本1月6日】トルコ保健省は4日、同国東部に住む少年(14)が鳥インフルエンザに感染したため死亡したことを発表した。東南アジア以外の地区で初めての死亡例。中央社が伝えた。

肺炎と診断された少年の妹からも陽性反応を検出したという。兄弟のもう1人も12月31日に入院した。3人は同じ部屋で鳥インフルエンザに感染したニワトリとともに生活し、ニワトリを食用していたという。

トルコ政府はすでに、世界保健機関(WHO)に報告し、同時に特別チームを現地に派遣した。

また、トルコのベヤズットにも感染例が出ており、感染者が治療を受けている。ベヤズットは渡り鳥の移動ルート上にあり、現地政府はすでに750匹の家畜と鳥を処分した。