大紀元時報

中国船40メートルの異常接近 米軍が写真公開 

2018年10月04日 15時00分

9月30日、米海軍艦船が自由な航行作戦に基づき南シナ海公海で航行していたところ、同海域のほぼ全地域の主権を主張する中国軍艦船が、異常接近した。米海軍によると、両船の距離は40メートルまで迫ったという。米海軍は10月2日、最接近時の写真を公開した。

外国政策専門家で専門誌「ザ・ディプロマット(The Diplomat)」の上級編集員アンキト・パンダ(Ankit Panda)氏は、中国船の行為は「南シナ海における合法的海軍の航行を妨げる、最も危険で直接的な行為」と書いている。

中国側の主張によれば、南シナ海では自国の海域の防衛活動を強化しているとして、米軍の行為は「平和と安全を脅かす」と批判した。一方米国は、国際裁判所が認めていない中国の主張を拒否し、米艦船の航行は国際ルールに基づいているとしている。

9月末、米国防総省は南シナ海に、米空軍B-52H爆撃機2機を派遣した。中国外交部報道官は、米軍の行動は「挑発的」と批判した。米マティス国防長官は、中国による島やサンゴ礁を埋め立てた軍事拠点化がなければ、米軍機の飛行もないだろうと、国防総省内で記者団の質問に答えた。

米海軍クリステンセン副報道官によると、9月30日午前8時、南シナ海のスプラトリー諸島ガベン礁付近を米イージス駆逐艦USSディケイターが航行していたところ、中国海軍の蘭州級駆逐艦PRC170が接近し、衝突の恐れがある「危険な操縦」を行ったと発表した。

副報道官によると、中国艦船は米艦船に対して、海域から離れるよう警告しながら攻撃的な操縦を繰り返した。米海軍は衝突を回避するため、離れたという。

(編集・佐渡道世)

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