ロシア疑惑報告、米司法省は民主党に詳細公開しない公算=有力共和党議員

2019/03/09
更新: 2019/03/09

[ワシントン 8日 ロイター] – 米共和党のダグ・コリンズ下院議員は8日、2016年大統領選へのロシア介入疑惑を巡るモラー特別検察官の捜査で得られた証拠について、司法省は議会民主党のアクセスを認めない公算が大きいことを明らかにした。

民主党はモラー特別検察官の捜査報告書について、バー司法長官が概要しか公開しないのではないかと懸念。捜査で得られた証拠やその他の情報へのアクセスを求めている。

ただ下院司法委員会のメンバーでもあるコリンズ議員は記者団に対し、モラー特別検察官がトランプ陣営とロシアとの癒着があったと結論付けない限り、民主党のこうした要請は法廷で争われることになると指摘。「これまでも公表されたことはなく、今後も公表されることはないと考えている」と述べた。

コリンズ議員は前週、バー司法長官と会談。近く提出されると予想されているモラー特別検察官の報告書に就任から日が浅いバー司法長官がどのように対応するか注目されている。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

Reuters
関連特集: 国際