マレーシア野党、早期の総選挙を視野 首相の支持ぜい弱=幹部

2020/07/14
更新: 2020/07/14

[クアラルンプール 14日 ロイター] – マレーシアのサバ州首相で野党の有力首相候補とされるシャフィー・アプダル氏は14日、ムヒディン首相は議会で過半数の支持を得ていない可能性があるとして、野党として早期の総選挙に備える考えを明らかにした。

ムヒディン氏は13日、下院議長を差し替える動議を提出。111対109で可決されたものの、賛成票は下院定数(222)の過半数に1票足りなかった。

シャフィー氏は記者団に「過半数に届いておらず、ハングパーラメントであることが明確になった。選挙はそう遠くない。もう間もなくだ」と述べ、2023年の任期満了のかなり前に総選挙が行われるとの見方を示した。

その上で11月の2021年予算案提出と採決が政府にとって次の重要なテストになると指摘した。

野党の首相候補になるかどうかはまだ検討中と述べた。

Reuters
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