ドイツ海軍艦艇、20年ぶり日本寄港 海自と共同訓練も

2021/11/03
更新: 2021/11/03

防衛省によると、インド太平洋地域に派遣されているドイツ海軍フリゲート艦バイエルン」が5日、横須賀に寄港する。4日から5日まで、関東南方の太平洋で海上自衛隊護衛艦「さみだれ」と共同訓練を行う。ドイツ海軍艦艇の日本寄港は約20年ぶり。

岸信夫防衛相は2日の記者会見で、寄港に合わせてドイツ連邦軍総監及び海軍総監の訪日が予定され、5日に両総監と共に「バイエルン」を訪問すると述べた。

岸防衛相は、ドイツ海軍艦艇の日本寄港は「ドイツのインド太平洋地域の平和と安定への関与を示す上で重要」と述べ、ドイツとともに「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)の維持・強化、グローバルな課題への対処のために協働していく」と述べた。

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ドイツは2020年9月に「インド太平洋ガイドライン」を策定し、この地域における安全保障政策面での関与を強化するとの表明をしている。ドイツにとって地域の重要性が大幅に増してきたことが背景にある。「バイエルン」派遣も、国際秩序強化への積極的な貢献と説明している。

日本とドイツは2021年4月、外務・防衛閣僚会合「2プラス2」を初めて実施。双方は、日独交流160周年の節目の年にあたる今年の2プラス2開催を歓迎し、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて緊密に連携していくことで一致した。

日本の安全保障、外交、中国の浸透工作について執筆しています。共著書に『中国臓器移植の真実』(集広舎)。