停戦に応じたイスラエルとイラン。しかし、その数時間後には再び緊張の空気が漂い始めた。
トランプ米大統領は24日、記者団に対し、停戦協定に違反した両国の行動に強い不満を示した。両国は「あまりに長く苛烈な戦争が続いたため、彼らはもはや自らが何をしているのかすら見失っている」と非難した。
SNS「トゥルース・ソーシャル」では、「イスラエル、爆弾を落とすな。重大な違反となる。パイロットを帰還させろ、いますぐにだ」と、イスラエルに対して強く警告した。
24日、イスラエルは自国が停戦受け入れを表明した後にイランがミサイルを撃ち込んできたと非難。イスラエルの国防相は、停戦開始から2時間後にイランが発射したミサイルを確認したと発表。軍に対し「テヘラン中心部の政権拠点に対し攻撃する」よう指示したという。
これに対し、イランの国営メディアはイランは停戦に違反したとのイスラエルの発表を否定している。
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