トランプ氏 ベネズエラ石油産業を米主導で再建へ

2026/01/04
更新: 2026/01/04

ベネズエラは世界最大の確認埋蔵量を誇る石油資源を有している。しかし、かつては世界屈指の生産性を誇った同国の石油産業は、長年にわたる放漫経営、投資不足、そして国際制裁を経て、かつての生産能力のわずか数分の一にまで縮小している。

ベネズエラの莫大な石油資産と崩壊しつつある生産量との間に生じている長期的な乖離は、トランプ大統領による1月3日の発表を受けて、新たな局面を迎えた。トランプ氏は、米軍がベネズエラのマドゥロ大統領を拘束したこと、そして米国の石油企業が同国の不全に陥ったエネルギー・インフラを再建するために進出する間、米国政府が暫定的に同国を統治することを表明した。

トランプ氏はフロリダ州で開かれた1月3日の記者会見で、「周知の通り、ベネズエラの石油ビジネスは長期間にわたって大失敗、完全な破綻状態にある」と述べた。「我々は、世界最大規模である米国の巨大石油企業を現地に送り込み、数十億ドルを投じてひどく損壊した石油インフラを修復させ、同国のために収益を上げ始めるつもりだ」

膨大な埋蔵量と限定的な生産量

米国エネルギー情報局(EIA)によると、ベネズエラは約3030億バレルの確認原油埋蔵量を擁しており、これは世界全体の埋蔵量の約17パーセントに相当する。これはサウジアラビアを含む他のどの国よりも多い。その石油の大部分は、超重質原油が主成分であるオリノコ・ベルトに集中している。

The Epoch Times上級記者。ジャーナリズム、マーケティング、コミュニケーション等の分野に精通している。