アメリカ軍がマドゥロ大統領を生け捕りにした。中国製武器JY-27が無力であることが露呈し、外交官林剣がテレビ東京記者の質問に沈黙・的外れな回答。中国ネットでは嘲笑され、習近平政権打撃の全貌が明らかになった。
中国共産党(中共)とベネズエラはこれまで、ベネズエラ軍が中国製の「先進的JY-27防空レーダー」を装備していると何度も誇示してきた。しかし1月3日のアメリカ軍による攻撃作戦に際し、こうした中国製武器は実際の効果を発揮せず、警報を発しなかったうえ、米軍機を一機たりとも撃墜できなかった。
テレビ東京記者痛烈質問 ベネズエラの中国軍事装備無力化
1月5日、ネット上で拡散した動画によると、同日午後に行われた中国外交部の定例記者会見で、日本のテレビ東京の記者が次のように質問した。「ベネズエラは中国から大量の軍事装備を輸入したが、これらの装備は最近のアメリカの攻撃において実際にはあまり役に立たなかったようである。この点について報道官はどのようにコメントしますか?」
林剣報道官は質問を聞き終えると表情を曇らせ、数秒間沈黙した後、中国は「平和を支持する」と述べ、他国の主権を侵害する「いじめのような行為」に反対するとの趣旨の発言をした。
ネットユーザーからは次のような嘲笑が相次いだ。「まさに悪意ある質問だ」「人を殴るにしても顔は狙わないものだろう。これはあまりにも痛烈な一撃だ」「質問に答えていないことの見事な実例」「赤い報道官には一つ特徴がある。口だけは負けない」「ベネズエラは中共最強の武器―『口撃(口先砲)』を手に入れていない」「つまり、ベネズエラが買ったのは平時に国内問題(国民弾圧)を処理するためのものであって、対外戦争に使うための装備ではない、という意味だな」
中国外交部の公式サイトに掲載された会見記録からは、この一連の質疑を削除していない。
NBC記者追及 「中共特使」邱小琪のマドゥロ氏会談と報復は?
また、ベネズエラの独裁者マドゥロ大統領は拘束される直前まで、中共の特使・邱小琪が率いる代表団と会談していた。事案発生後の1月5日に行われた中国外交部の記者会見では、米NBCの記者が次のように質問した。アメリカに対し中国はマドゥロ氏の解放を求めているが、アメリカがこれを無視した場合、何らかの結果や報復はあるのか。さらに、マドゥロ氏と会談するために派遣されたあの代表団は、今もカラカスに滞在しているのか。
中国外交部の林剣報道官はすぐには答えず、うつむいて資料をめくった。およそ50秒間沈黙した後、ようやく口を開き、中国側は重大な懸念を表明している、アメリカ側は国際法に違反している、中国側はベネズエラの安全情勢を注視している、「現時点で、ベネズエラにいる中国側関係者がアメリカ軍の空爆の影響を受けたとの報告はない」といった内容を述べた。
この関連ニュース動画もネット上で一斉に嘲笑を浴びた。「50秒待って出てきたのはやっぱり的外れな回答。吐き気がするほどだ」「つまり、何の結果も報復もないってことだな、ハハハ」「この数十秒は永遠にも思えるほど長く感じられた」「資料をめくっていたのはポーズであって、実際は頭が真っ白になってどうしていいかわからなかっただけだ」
アメリカ軍がマドゥロ氏を生け捕りにしたことの波紋は、中共の外交的信用を深刻に傷つけている。ロイター通信によれば、中共のある当局者は非公式の場で、マドゥロ氏の拘束は中共にとって「大きな打撃」だと認めた。
さらに習近平政権を一層気まずい立場に追い込んでいるのは、アメリカ軍が行動を起こす数時間前に、中共特使がマドゥロ氏と握手し記念撮影をしたばかりだったという事実である。
専門家は、これは中国の「グローバル安全保障イニシアチブ」がアメリカ軍の軍事力を前に全く無力であることを証明するものであり、中南米の親中陣営に動揺を招いていると指摘している。
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