神韻が兵庫で初日公演 観客 神の教えと伝統文化の深さに共鳴

2026/04/29
更新: 2026/04/29

4月28日夜、米国神韻新紀元芸術団が、兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホールで公演を行い、多くの各界関係者が会場を訪れた。神韻が現す伝統文化や伝統的価値観、そして舞台に込められた精神的な深みは、観客の心に深い共鳴を呼んだ。観客からは、「昔の中国を見た」「多くの気づきを得た」「このような芸術がもっと広く伝わってほしい」といった声が聞かれた。

神韻はニューヨークに本拠を置く芸術団で、中国古典舞踊と音楽を通して、失われかけた中国5千年の伝統文化を舞台で表現している。設立してから20年、毎年、全く新しい演目や音楽、衣装を携えて世界各地を巡演している。これまでに、リンカーンセンター、フォーシーズンズ・センター、パレ・デ・コングレ、ローマ歌劇場など世界有数の劇場で上演され、各国で満席公演が相次ぐなど、大きな反響を呼んでいる。

院長「ダンサーたちは人間ではなく、神だ」

小児科・内科のクリニックを経営する八杉誠さんは、公演を鑑賞した後、「もう大ファンだ。何回見ても本当に素晴らしい」と賛辞を辞さなかった。

八杉さんはそう語り、「うちの職員はみんなファンで、前回は大阪の公演にみんな連れて行きました」と話した。

八杉さんは病院を営む一方で、空手道場の師範でもある。神韻のアーティストたちの卓越した技に、強い感銘を受けたという。

「 彼らは人間じゃない。神だ。素晴らしい、みんなオリンピック選手以上ですよ。彼らが来るたびに観に行っているんですけど、何度見てもすごい」と絶賛した。

28日夜、小児科・内科のクリニックを経営する八杉誠さんは、神韻公演を鑑賞した(任子慧/大紀元)

40年以上空手を続け、自身も身体の使い方には自信があるという八杉さんだが、神韻の出演者たちの身体のコントロールには魅了されたという。

「彼らはやっぱり素晴らしい。恐ろしい、ゾクゾクするような動きだ」と述べ「(神韻ダンサーの)動きや回転は空手と全く違う。空手の地面にドシっと構えた動きではなく、彼らは花びらや蝶々みたいに舞っている。若さと言うか、素晴らしい」

また、神韻の芸術表現についても「セリフがなくても、動きだけであらすじが分かる」と話した。

「哲理も込められている。例えば、張果老がロバに逆乗りする舞劇。最近の世界を見ていたら、本当に我々は前へ進んでいるようで、実は後ずさりしているということを感じている。そうした道理を中国文明は早くから説いている。それはすごい」

公演に込められた精神的なメッセージについて、八杉さんは「我々は驕り高ぶりすぎていると思う。本当に天の上から与えられた生命だと思う」と述べ「神韻にはかなり儒教精神も入っている。こういう芸術の世界があるということを、もっと広めてほしい」と語った。

また、法輪功についても言及した。

「私は法輪功は宗教というよりも、真実だと思う。天から与えられた命であると。日本も同じだ。誰に宗教の中心の人を考えるのではなく、我々自身の心の中に自然や愛情を持たないといけないなと感じている」

そのうえで「これほど優れた芸術が中国本土で上演できないのは、非常に残念だ」と惜しんだ。

さらに「私の根本的な考え方は、平和と平等、そして自由だ。神韻の演目からは、自由な精神と壮大な気概、そして信念を感じた。こういう芸術をもっともっと広めていってほしい」と語った。

最後に八杉さんは、神韻の出演者たちを改めて称賛した。

「見事な舞台の裏には、おそらくものすごい努力があるはずだ。才能と努力を思い切り発揮している。もう人間を超えている。頑張ってください」と期待を語った。

営業部門責任者「神の教えを理解し、行動に移す」

港湾総合物流会社の営業部門責任者を務める橋本克典さんは、この日の公演を見た後、舞台が伝える伝統的価値観に深く共鳴したと語った。

「悪いことをするとバチが当たる、神様は見ているというのをすごく感じた」「仏の世界をすごく感じた。現代にもそういうのを伝えていかないといけないなと非常に感じた」

因果応報の演目を例に挙げ「貧しい人を助けることで、今度自分にそれが返ってくるというのはすごく勉強になった」と語った。

28日夜、港湾総合物流会社の営業部門責任者を務める橋本克典さんは、神韻公演を鑑賞した(牛彬/大紀元)

また、公演全体の構成を称賛した。

「すごくよく構成されているなと思った。ずっと繋がりがあるというのが非常に見やすかったし、分かりやすかった」

神韻の動く背景映像も、橋本さんに強い印象を残した。

「 背景映像はすごい。見て感動した。CGとは思えないぐらいすごく綺麗で、ワクワクして見ていた」

さらに、舞台と映像の切り替えについても「タイミングがバッチリで、舞台と完璧に一体化していて、物語にすっかり引き込まれる感じだった」と語った。

舞踊についても、橋本さんは公演の大きな見どころの一つだったと話す。

「全体の息がぴったり合っていて、動きもそろっていて、すごく良かった。男性は『剛』女性は『柔』を表していて、その剛と柔が見事に調和されて非常に楽しかった」

とりわけ女性の水袖の舞には心を打たれたという。

「女性らしくてすごく綺麗。美しく見えた。動きは水が流れるようにしなやかで、しかも出演者の皆さんニコニコしていて、光って見えた。パワーと美しさをすごくもらった」

神韻オーケストラの生演奏にも感銘を受けた。

「お腹に響くような音、すごく吸い込まれるような音で、非常に楽しく聴けた」と賛辞を送った。

東西の楽器の融合についても「東洋の楽器が大好きで、特に心に残った」と語った。

中でも二胡の独奏は強く印象に残ったという。

「二胡とか聴いていたらその世界に引き込まれるような感じがした。色は本当に惹かれる、音の世界に入っていくような感じで、すごく素晴らしかった」

神韻の音楽には癒やしの力も感じたといい「今日すごく元気をもらった。癒された」と語った。

最後に橋本さんは、公演を見たことで自分自身の心持ちにも変化があったと明かした」と語り「神の教えをしっかりと理解して、自分たちの行動に移しなさいと言いたい」と感慨深かったようだ。

音楽教育・イベント企画会社社長「舞踊界の頂点ともいえる舞台」

音楽教育とイベント企画を手がける会社の社長、田中準子さんも、公演を見た後、神韻の舞踊と音楽に魅了された。

田中さんは率直に「宝塚歌劇など色々見ているが、技術と美しさ両方が素晴らしいという点では最高。これは間違いない、世界最高と言っても過言ではないんじゃないかなって思う」と語った。

さらに「音楽も本当に強い音色だった。とても良かった」と付け加えた。

田中さんはコンサートや舞台制作にも携わっており、かつては宝塚の制作メンバーの一人でもあった。長年にわたり関西の文化業界で活躍している。

 

神韻公演 スケジュール
 

詳細は神韻公式サイト、チケット情報を参照)

大紀元は神韻芸術団の後援として、2006年の芸術団創設以来、観客の声を伝えています。