4月24日午後、神韻新紀元芸術団がロームシアター京都で公演を行った。正賀流剣舞 二代目宗家の鉤正賀さんは妻とともに公演を鑑賞し「非常に素晴らしかった。舞台全体のテンポ感が実に見事だった」と称賛した。
舞台の完成度に感服 「心身が癒された」
武士の美学や古武道の型を取り入れて創始された伝統技能「剣舞」の指導に携わる鉤正賀さんは、神韻の舞踊について「本当に良かった。テンポがよく、構成も洗練されている。特に、演者が背景映像に溶け込むように登場したり、出入りしたりする演出も見事で、構成が素晴らしかった」と語った。
さらに「群舞の中にバリエーションとしてソロの動きを巧みに織り交ぜたり、群舞が静止する中で中央の人物だけが動いたり、その後また自然に群舞へ戻っていく。そうしたと構成が非常にバランスよく組み立てられていて、さすがにすごい」と評価した。

鉤さんは、音楽の抑揚が舞台の展開と見事に呼応していると絶賛した。
「場面の切り替わりでは、迫力のある大きな音が入ったり、力強い響きが加わったり、逆に流れるような音になったりして、それはいいテンポだ。強弱もしっかりしていて良かった」と述べた。
また、音楽には二胡など中国の伝統楽器が取り入れられていたが「西洋楽器との合奏にもまったく違和感がなかった」と話した。さらに「二胡の独奏もすごかった。わずか二本の弦で、あれほど豊かな感情と音色を表現できることに驚かされた。音色は美しい」と称えた。
古代中国では、音楽は薬の一種とされていた。調和した音は心と体を癒す効果があると信じられていた。鉤さんも「全体を通して心身が癒された。どの部分ではなく、全体を通して、すごく心地よかった」と話した。
動く背景映像についても「バックスクリーンと演者の絡みはすごく巧みだ。アーティストが映像に出入りするタイミングがぴたりと合っていて、まさにプロやと感じた。全体に一体感があり、流れもバランスも非常によかった」と語った。
一方、奥さんも「とてもきれいだったし、映像も良かった。背景も素晴らしく、舞台全体とよく合っていた」と称賛した。舞台の色彩や衣装のデザインもとても印象的だった。
「素晴らしい。映像があれだけ綺麗に出る舞台は初めて見た」と語った。
また「大道具がいらないというか、バックスクリーンが全部大道具の役割を果たしている。舞台を広く使えていてとても良かった」と述べたうえで「表現力が大変素晴らしい。並大抵の練習ではできないと思う。皆さん一人ひとりの舞踊も素晴らしく、揃っていて大変良かった、表現も良かった」と語った。
かつて上海を訪れたことがあるという奥さんは「バックスクリーンではモンゴルの草原の風景や、現代の街の風景も描かれていて、中国の昔からの風景があって良かった」と話した。
音楽についても「素晴らしかった。生のオーケストラ演奏は録音より聞きやすい。澄み切った音楽がとても綺麗で、素晴らしかった。二胡や銅鑼、大太鼓の使い方もとても効果的で、舞台を豊かに彩っていた」と絶賛した。さらに「二胡の音色は本当に美しかった。とろけるように滑らかで、深い情感と哀愁が感じられた」と語った。
美しさと善の心が胸に響いた
電機会社を経営する松浦繁雄さんと娘の北田美鈴さんは神韻公演を鑑賞した後、「本当に圧巻だ」と賛辞を送った。

「素晴らしかった。統一感、体の柔軟さ、飛んだ時の柔らかさ、空中で止まっているような雰囲気や速さ、全てが素晴らしかった」
特に印象深かった演目は孔雀の舞という。
「孔雀の舞は本当にきれいで、あのスピード感が素晴らしかった」と語った。
また「衣装の綺麗さと統一感、スピード。足を上げる時の柔らかさ、しなり具合も全てが良かった。バックスクリーンとの一体感、本当に飛んでいるような臨場感が素晴らしかった。一瞬で(背景映像の)中に飛び込み、次の瞬間には場面が切り替わっている、それが寸分も違わない。素晴らしかった」と称賛した。
娘の北田さんも「もう本当に圧巻だった。足の先まで洗練された柔らかさと、芯の強さのようなものに本当に感動させられた」と語った。
また「バックスクリーンに映し出された水の表現と音楽が見事にぴったりで、練習の成果を感じた」と話した。
父娘はともに二胡の独奏に惜しみない賛辞を送った。松浦さんは「二胡の独奏が良かった。ああいう音が出ること自体にびっくりした。今までテレビなどで見ていたが、感覚が全然違って、こんな音も出るんだ、こんなこともできるんだ」と語った。北田さんも「たった2本の弦からあんなに深みのある音が出るということを生で聴くのは初めてだった。とても感動した」と述べた。
「世界の人々への慈悲と愛」
公演を通して、父娘は中国伝統文化の中にある精神性にも触れたという。松浦さんは、「善い行いは大事だと思う。それが一番だ。神仏を敬い、善にも悪にも報いがあると思う」と語った。
北田さんは「神を敬うところや、善の心といったものを伝えていることがよく分かり、感動した。清らかな心、それが全てを救い、世界を救っていくのだと感じた」と話した。
神韻には同規模の芸術団が8つあり、世界各地で巡回公演を行っていることについて、松浦さんは「これは全ての人への慈悲と愛」だと語った。
また「心が洗われている感じで、皆さんもそう思うと思う。
神を信じて、今(神韻芸術団は)八つある。これからもどんどん増やして、全世界に発信してください。素晴らしかった」と期待を語った。
北田さんも「本当にたくさんの方にこれが伝わっていってほしい。この表現を続けていただけたら、素敵な世界になる」と語った。
2006年に設立した神韻芸術団は現在、8つの同規模の芸術団を持ち、それぞれ専属のオーケストラを擁している。昨年の世界巡回ツアーでも5大陸の200以上の都市を訪れ、世界各国で「夢の舞台」と称され、ブームを巻き起こした。
(詳細は神韻公式サイト、チケット情報を参照)

大紀元は神韻芸術団の後援として、2006年の芸術団創設以来、観客の声を伝えています。
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