全人代閉幕、中米首脳会談「意思疎通している」朝鮮半島も言及=李克強首相

2017年03月16日 16時00分

 北京の人民大会堂で今月5日から開かれていた第12期全国人民代表大会(全人代)が15日に閉幕。李克強首相は閉幕後の記者会見で、4月に行われる予定とみられる米中首脳会議について「現在、両国の外交関係者が意思疎通している」と述べ、早期実現を望むと示した。一方で、緊迫する朝鮮半島情勢について、「騒ぎが続くのは望まない」と関係国に緊張緩和を呼び掛けた。

 李首相は「米中関係は両国の利益だけではなく、地域及び世界の平和と安定に関わる」と述べ、米国との積極的な交流の姿勢を示した。

 中国の習近平国家主席と米国トランプ大統領は4月に、トランプ政権発足後初めての米中首脳会談に臨むとみられる。両者は貿易、為替、北朝鮮の核問題、迎撃ミサイルシステム「THAAD」をめぐる地域間安全保障などについて意見交換を行うとされる。

 中国外交部の華春瑩報道官は14日の定例記者会見で、米中両国は首脳および各レベルの政府関係者間での交流に関して「密接に意思疎通を図っている」とし、米中首脳会談が決定すれば「随時発表する」とした。

 米ホワイトハウスの報道官は13日、米中両国の首脳会談に関する日程や場所について「まだ計画中だ」とした。

 一方、李克強首相は15日の記者会見で、北朝鮮のミサイル発射問題に言及し「近日朝鮮半島と東北アジアで緊張した雰囲気に包まれた。この緊張で衝突につながる可能性があり、各関係国に損失を被らせる」と提言。「一般的に、誰でも自分の家の前で騒ぎが続くのは望まない」と述べた。

(翻訳編集・張哲)

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