バチカン、中共の再度主教任命に抗議、就任祝典中止を要求

2006/11/30 11:52
 【大紀元日本11月30日】中国共産党(中共)管理下のカトリック教愛国協会は先週、バチカンの同意を得ずに今年に入って3人目の新主教を任命した。就任祝典は30日に行うという。バチカン側は、今回の主教任命は、これまでバチカンと中国側間の対話努力を一方的に崩すとし、中共当局に就任祝典を中止するよう呼びかけた。

 カトリック教愛国協会の劉柏年・副主席は、徐州地区主教補佐の選出は内部事務であるとし、バチカンは中国教会の決定を干渉してはならないと主張した。

 バチカンのアジア新聞通信社の報道によると、徐州地区新主教の人選は、同地区8人の聖職者が教会の自由を強く主張する者を推薦したが、中共宗教事務局は王仁雷氏を新主教として内定で選出したという。劉副主席はこれを否定している。

 カトリック教愛国協会は今年4月と5月にもバチカンの強い反対を押し切り、雲南省昆明と安徽省ウ湖両地区の主教を一方的に任命した。ローマ法王・ベネディクト16世は当時、中共側は宗教自由を違反したと強い抗議声明を発表した。のち、バチカンはローマ教皇庁の法規に則り、愛国協会が任命した2人の新主教・馬英林氏と劉新紅氏及び祝典礼拝を強行した2人の主教を教会から破門した。

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