印刷版   

バチカン、中共の再度主教任命に抗議、就任祝典中止を要求

 【大紀元日本11月30日】中国共産党(中共)管理下のカトリック教愛国協会は先週、バチカンの同意を得ずに今年に入って3人目の新主教を任命した。就任祝典は30日に行うという。バチカン側は、今回の主教任命は、これまでバチカンと中国側間の対話努力を一方的に崩すとし、中共当局に就任祝典を中止するよう呼びかけた。

 カトリック教愛国協会の劉柏年・副主席は、徐州地区主教補佐の選出は内部事務であるとし、バチカンは中国教会の決定を干渉してはならないと主張した。

 バチカンのアジア新聞通信社の報道によると、徐州地区新主教の人選は、同地区8人の聖職者が教会の自由を強く主張する者を推薦したが、中共宗教事務局は王仁雷氏を新主教として内定で選出したという。劉副主席はこれを否定している。

 カトリック教愛国協会は今年4月と5月にもバチカンの強い反対を押し切り、雲南省昆明と安徽省ウ湖両地区の主教を一方的に任命した。ローマ法王・ベネディクト16世は当時、中共側は宗教自由を違反したと強い抗議声明を発表した。のち、バチカンはローマ教皇庁の法規に則り、愛国協会が任命した2人の新主教・馬英林氏と劉新紅氏及び祝典礼拝を強行した2人の主教を教会から破門した。

(06/11/30 11:52)



■関連文章
  • 第20回傑出中国民主人士賞:高智晟、焦国標が受賞(写真)(06/09/27)
  • 中国:バチカン市国任命の主教、北京当局に逮捕(06/09/16)
  • 香港カトリック教「アジア青年の日」、大陸信者の活動参加禁止=中共(06/07/31)
  • バチカン:「信者の解放、信仰の自由」を主張、北京当局と協議(写真)(06/06/22)
  • 中共政権とバチカン、司教任命巡り再度衝突(06/05/31)
  • 【特別インタビュー】李世雄氏:米国でスパイ活動を展開する中共愛国協会(写真)(06/05/30)
  • 米国議会、決議案を通過、中共の宗教迫害などを譴責(06/05/27)
  • 中共政権、さらにカトリック主教任命、バチカンとの関係悪化(06/05/17)
  • ローマ教皇庁、中共の新主教任命強行で4人を破門(写真)(06/05/07)
  • バチカン:中共の新主教任命に抗議の声明(写真)(06/05/05)
  • 陳日君枢機卿:無神論の共産党を信じないのは当然である(写真)(06/03/13)
  • ローマ法王庁枢機卿:バチカンと台湾、良好な関係を継続・発展(写真)(05/11/29)
  • カトリック教会:中国当局に法王承認の許可求める(写真)(05/10/26)
  • ベネディクト16世:宗教を日常生活から離してはならない(写真)(05/10/21)
  • プラハ:500万人脱党声援活動、ハヴェル前大統領が応援(写真)(05/10/19)