【大紀元日本10月27日】チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世が来月8日、インド北東部のアルナーチャル・プラデーシュ州を訪問する意向だという。ロイターがダライ・ラマ側近の話として伝えた。同州を巡る国境問題は中印関係の火種となっており、今回のダライ・ラマの訪問に対して中国側は強く反発している。
中国外交部の馬朝旭報道官は20日、北京の定例記者会見で「ダライ・ラマの、いわゆるインドのアルナーチャル・プラデ−シュ州訪問に中国政府は断固として反対する」と述べ、今回の訪問について「中国を分裂させようとするダライ・ラマの本質をさらに暴露したものだ」と強く批判した。
一方、ダライ・ラマ側は「宗教的な訪問」として政治的意図はないと主張している。
インド外交部は「同州はインドの一部であり、ダライ・ラマは国内のどこへでも行くことができる」と述べ、容認する考えを示していた。
中国とインドの間に広がるアルナーチャル・プラデーシュ州では、土地をめぐる中印の争いが絶えない。62年には国境紛争で中国軍がチベット仏教の聖地タワンを含む同州全域を一時占領した。現在、同地区はインドの実行支配下に置かれているが、中国は歴史的観点を理由に同州全域を「中国のもの」と主張している。
(翻訳編集・楊J)
(09/10/27 06:29)
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