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壁に張られたコンドーム会社の宣伝ポスター。梅毒の感染は、年々拡大している(FREDERIC J. BROWN/AFP/Getty Images)

中国の梅毒感染者、年間3割増長=WHO

 【大紀元日本11月8日】現在中国では、性感染症・梅毒の感染が拡大している。世界保健機関(WHO)3日の報告書によると、60年代に基本的に根絶された梅毒が過去10年間で10倍に増長した。

 報告書は中国疾病予防センターの陳祥生副センター長の話を引用して、中国では60年代、大規模な宣伝と根絶活動により梅毒は姿を消したが、経済開放政策が実行される80年代以降再び復活したと指摘。

 政府の統計では、2008年の梅毒患者数は27・8万人であり、10年前と比べ10倍に増長し、平均して年間30%も増え続けていると同氏は話している。

 同氏は、農村からの出稼ぎ労働者がコンドームを使わずに売春婦と性交渉するケースが増えたのが、感染が広がった一つの要因と分析している。また、梅毒患者が多いのは、東南沿岸部などの景気がよくて貧富の差が激しい地域で、不完全な保険医療制度なども要因の一つとして挙げている。

 この問題以外にも、新生児から梅毒が見つかるケースが増えていると、同氏はかつての調査報告で指摘している。統計では、先天性梅毒の発病率は、1991年には新生児10万人中0・01例であったが、2005年には少なくとも19・68例で、年間増長率は72%にまで上昇しているという。

(翻訳編集・坂本)


 (09/11/08 07:04)  





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