【食と健康】 銀杏で作る薬膳

2013年01月11日 07時00分

【大紀元日本1月11日】銀杏(ぎんなん)はイチョウの成熟種子で、中国明代の書物『本草綱目』に生薬として記載され、白果(びゃくか)とも言う。甘、苦、渋の味で、平性。小毒があり、肺気を収斂し、咳や喘息を抑え、帯下を止め、遺尿を治す効果がある。現代薬理の研究では、銀杏は咳や喘息の抑制、血管拡張、去痰、血圧降下、抗菌、抗腫瘍、抗アレルギーなどの作用がある。食品として茶わん蒸しの具以外に、さまざまな薬膳に使われる。

 銀杏のお粥

 銀杏10g、棗20g、落花生20g、氷砂糖15g、米50g、水適量をお粥にして毎点xun_皷Hべる。慢性気管支炎、気管支喘息、喉に痰が絡む人に効果がある。

 銀杏烏骨鶏湯

 銀杏10g、蓮の実20g、胡椒3g、烏骨鶏200g、生姜3gを水適量で肉が柔らかくなるまで煮て、肉とスープを食べる。腎気不足の帯下、遺尿、頻尿、尿失禁、遺精、月経不順などに効果ある。

 注意点として、銀杏は弱い毒性があるので、過食すれば、痙攣や意識喪失などの中毒症状が現れる場合がある。生のものは特に中毒を起こしやすい。中毒症状は子供に現れやすく、特に注意すべきである。中毒症状が発生した場合、銀杏の殻を煎じて飲めば解毒できる。

 その他に、銀杏葉(ぎんきょうよう)は抗酸化、血液凝固抑制、血液循環改善、血圧上昇抑制、血糖上昇抑制などの作用があり、肺気不足による咳や喘息以外に、高脂血症、高血圧、冠状動脈硬化、狭心症、脳血管痙攣などに効果があり、脳機能障害、記憶力低下、認知障害などの改善にも効果が期待できる。使用方法としては、乾燥した銀杏葉を1日量として10gを1ℓの水で10分煮出し、レモンやハチミツを入れて、お茶の代わりに飲む。ヨーロッパでは、古くから血圧安定や美容効果の高い健康茶として親しまれている。

 

(雪珍)

 


 
 

 

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