大紀元時報

米上院、3週間のつなぎ予算を可決 政府閉鎖解除へ

2019年01月26日 18時21分

[ワシントン 25日 ロイター] - 米上院は25日、トランプ大統領と合意した2月15日まで3週間の資金を手当てするつなぎ予算案を可決した。下院でも同日中に採決が行われる見通しで、35日に及んだ政府機関一部閉鎖の解除に近づいた。

トランプ大統領はこの日、議会とつなぎ予算で合意。大統領が要求し、争点となっていた57億ドルのメキシコ国境の壁建設費用は含まれていない。

今後3週間、米・メキシコ国境の警備を巡り激しい攻防が再び繰り広げられる見通しだが、トランプ大統領は国境警備を巡る協議で満足いく結果を得られなければ、政府機関を再度閉鎖することも辞さないとの構えを鮮明にしている。

トランプ大統領はこの日ホワイトハウスで「連邦政府機関の閉鎖解除、再開に向け合意を得たと発表できることを誇りに思う」と語った。

その上で、自身の看板政策である壁建設の重要性を再度訴え、「議会が納得のいく案を提示できなければ、政府機関は2月15日に再び閉鎖となる。もしくは大統領権限を行使し、国家非常事態を宣言する」と言明した。

同つなぎ予算案は今後上下両院の承認を経て、トランプ大統領の署名によって成立する。

民主党のシューマー上院院内総務は、同日午後にも同案が上下両院で可決される見通しとした。さらに、トランプ大統領が今回の経験から「教訓を得た」ことを望むとし、共和党に対しては「政策の相違による政府機関の閉鎖は自滅的な行為だ」と述べた。

シューマー氏と共に共同記者会見に臨んだペロシ下院議長は、新たなつなぎ予算が失効する3週間後に政府機関再閉鎖に陥る可能性はあると警鐘を鳴らした。

さらに、トランプ大統領による一般教書演説は現時点で予定されておらず、日程について大統領と協議する方針を示した。

ホワイトハウス高官によると、トランプ大統領がつなぎ予算で譲歩に踏み切るきっかけとなったのは、政府機関閉鎖の影響で警察当局がフル稼働できない状況にあるとの情報だったという。

また、壁建設費については、トランプ大統領の要求する57億ドルを下回ったとしても、最終的に建設に向けた費用が盛り込まれれば、ホワイトハウスは政府機関閉鎖の回避に向け、妥協案に応じる考えがあることを明らかにした。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

^