「イスラム国」、シリア国内拠点失う=米ホワイトハウス

2019/03/23
更新: 2019/03/23

[パームピーチ(フロリダ州)/バグズ(シリア) 22日 ロイター] – ホワイトハウスのサンダース報道官は22日、過激派組織「イスラム国」(IS)がシリア国内の拠点を失ったとの認識を示した。

トランプ大統領は、国防関係者から説明を受けたという。

米陣営の「シリア民主軍(SDF)」は過去数週間、イラク国境に近いIS最後の拠点バグズで掃討作戦を続けてきた。SDFの報道官によると、残存勢力は洞窟のような場所やユーフラテス川近くの塹壕に潜伏中で、降伏を求めているが、なお衝突が続いているという。

仮にバグズでISが制圧されても、戦闘員は他の地域で活動を続け攻撃を行う可能性もあり、なお脅威とみられている。

シリアのジャファリ国連大使は記者団に対し、シリア内のISはまだ一掃されていないと指摘。一方、ISと交戦しているのは米国ではなく、ロシアとイランの支援を受けたシリア政府であるとの認識を示した。

*内容を追加して再送します。

Reuters
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