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米EPA長官、台湾訪問を延期 国内での「喫緊」の課題で

2020/11/25
更新: 2020/11/25

[ワシントン 24日 ロイター] – 米環境保護局(EPA)は24日、予定されていたウィーラー長官の台湾訪問について、国内での「喫緊」の優先課題を理由に延期すると発表した。

8月以降で3人目の米政府高官の訪問となるはずだった同長官の訪台を巡っては、中国が反発していた。

台湾の外交部(外務省)報道官は、ウィーラー長官の訪台延期は残念だとした上で、今後も米高官らによる台湾訪問を歓迎する意向を表明。今後の訪問を円滑にするため、環境作りで引き続き、バイデン次期米政権と協力していくとした。

中国は、8月にアザー米厚生長官、9月にクラック国務次官が台湾を相次いで訪問した際、反発し、台湾周辺に戦闘機を飛ばすなどした。

トランプ米政権は、武器売却などを通じて、台湾への支援を強化しており、中国は神経をとがらせている。

Reuters