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在留カード偽造容疑で中国籍の2人を再逮捕 日本人名義データも発見

2025/05/09
更新: 2025/05/09

警視庁国際犯罪対策課は9日、在留カードを偽造したとして、中国籍の杜晶江(としょうこう)(35)と李龍(りりゅう)(36)の両被告を、入管難民法違反の疑いで再逮捕したと発表した。

警視庁によると、両被告は4月、東京都大田区の自宅で、中国やスリランカ、ネパールなど7か国の国籍に対応した在留カード30枚を偽造した疑いがある。2人は容疑を認めているという。

杜容疑者らは、証明書類などを偽造するグループの一員とみられており、中国国内で作成された偽造データを日本でプリントアウトし、依頼主に発送していたとされる。

警視庁が押収したパソコンから、1万件以上の偽造データが見つかった。運転免許証や健康保険証のほか、戸籍謄本、学生証、医師資格証などが含まれている。中には日本人名義の情報もあった。

警視庁は入手経路や使用目的などについて、詳しい経緯を調べている。

清川茜
エポックタイムズ記者。経済、金融と社会問題について執筆している。大学では日本語と経営学を専攻。